【シネマ】相米慎二監督「お引越し」。カンヌ出品30年後のフランス劇場公開。 2023-10-22 パリで遊ぶ舞台・映画 0映画 30年前、カンヌ映画祭「ある視点部門」に出品された、相米慎二監督(1948-2001)の「お引越し(仏題 : Déménagement) 」。この10月25日、フランスで初めて劇場公開されることになった。相米監督といえば、工藤夕貴主演「台風クラブ」、薬師丸ひろ子主演「セーラー服と [...]
PR【シネマ】『やまぶき』(仏題:YAMABUKI) フランス公開。 2023-08-01 [PR]パリで遊ぶ舞台・映画 0映画読者プレゼント 陽の当たらない場所に咲く「山吹」から着想、資本主義と家父長制社会に潜む悲劇と、その果てにある希望。 かつて韓国の乗馬競技のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。岡山県真庭市に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。 一方で、刑事 [...]
PR【シネマ】『ちょっと思い出しただけ (Rendez-vous à Tokyo)』フランス公開。 2023-07-24 パリで遊ぶ舞台・映画 0映画読者プレゼント 照明スタッフの照生と、タクシードライバーの葉。ふたりが別れた2021年の7月から始まり、時が、一年、また一年、と時をさかのぼる物語。 照生と葉の出会いの瞬間、恋の始まり。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日・・・不器用な2人の二度と戻らない愛しい日々を “ [...]
【シネマ】巨匠ワイズマン「福祉」4Kレストア版 2023-07-04 舞台・映画 0映画 アヴィニョンでは舞台版が開幕作品に 演出家ティアゴ・ロドリゲスが芸術監督に就任する第77回アヴィニョン演劇祭。今年の開幕作品は気鋭の女性演出家で、サン・ドニのジェラール・フィリップ劇場ディレクレターでもあるジュリー・ドゥリケの「WELFARE」に。これに合わせ、本作の元ネタであ [...]
映画館について、トム・ハンクスのひと言。|発言から知るフランス 2023-02-16 発言から知るフランス 0映画 1月下旬のインタビューで、テレビやDVDに押されて映画館にいく人が減っているけれど対策は?ときかれて、トム・ハンクスのひと言。「子ども時代を思い出しても、あの映画あをどこの町のどこの映画館で観たか忘れないものだ」 [...]
二世監督と侮るなかれ。『 Hit The Road』 2022-04-29 舞台・映画 0映画 1984年生まれ、パナ・パナヒ監督の初長編作品。苗字でピンときた方も多いだろうか。世界三大映画祭全てで受賞したイランの巨匠ジャファル・パナヒのご子息だ。「なんだ二世監督か」と侮るなかれ。映画を見れば、そんな意地悪な気持ちも吹き飛ぶはず。パパ・パナヒとは違った個性で、一作目にして [...]
ロシア・ウクライナ戦争と映画 ー 暗い影を落とすロシア文化排除のムード。 2022-03-30 舞台・映画 0パリ9区映画 ウクライナ戦争勃発とともに、ロシア文化の自粛や排除ムードが高まり、暗い影を落としている。パリ8区の映画館バルザックで開催予定だった恒例のロシア映画祭は延期を発表。本映画館は露系オーナーで、普段から露映画の紹介に尽力しており苦渋の決断だったろう。 だが完全に諦めたわけでなかった。 [...]
シネマ:『あの子は貴族 Aristocrats』フランス劇場公開。 2022-03-25 舞台・映画 0映画 日本の岨手由貴子監督の『あの子は貴族』が今月30日、フランスで劇場公開となる。初の長編作品『グッド・ストライプス』で、新藤兼人賞金賞を受賞した若手監督の作品だ。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でヒロインを演じた門脇麦、女優・モデルの水原希子を主人公に迎え、東京を舞台に若い女性が [...]
『Petite Solange 』シンプルなドラマの勇敢な試み 2022-02-02 舞台・映画 0映画 映画監督の独立精神や才能を奨励するジャン・ヴィゴ賞。1951年の創立以降、ゴダール、ピアラ、ガレル、近年はアルベール・セラやマチュー・アマルリックらが受賞してきた。2021年は10月に授賞式が催され、アレクシ・ラポールの『Petite Solange』が受賞。本作は8月のロカル [...]
第12回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル 〜進化を止めないフランス映画をオンラインで 2022-01-12 舞台・映画 0映画#RestezChezVous オンライン映画祭の先駆け「マイ・フレンチフィルム・フェスティバル」 世界中から旬のフランス映画にアクセスできる、MyFrenchFilmFestival。12回目の今年は2022年1月14日から2月14日まで1ヶ月間開催される。ユニフランス*代表のダニエラ・エストナーは、「こ [...]