佐藤真著 『パリっ子の食卓』 2019-09-02 本 0 オヴニーに連載の、誰でも作ることができるフランス家庭料理のレシピをベースにした 『パリっ子の食卓』。初版は1995年、そして2013年に復刊され、今度は文庫入りです。その間にパリもずいぶん変わったけれど、朝市はますますにぎわいをみせている。パリっ子の料理への情熱も相変わらずだ。 [...]
Frescolet|秀逸なロックフォールと 美味しいサンドイッチに注目。 2019-08-26 専門店チーズを選ぶ 0パリ9区 バカンスなどで田舎を訪れたら、そこの市場で地元の物産を買いたいものだが、パリでそれに近いことが実現できるのがココ。 店名のフレスコレとはオック語で新鮮の意味。ここでは、主にフランス南部で生産された、チーズ、バター、卵などの生鮮食品が手に入る。現地のマルシェで入手するような新鮮さが [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:みゆきさん 2019-08-15 シルバーラウンジ 0連載コラム みゆきさんは1940年、北海道の小樽で生まれた 、4人兄弟姉妹の長女。警官だった父は出征しないで済んだ。終戦後、父の転勤に伴い北海道内各地で少女時代を送った。高卒後、東京の電気・放送専門学校の雑誌部で電器屋の息子と出会う。彼の「郷里に帰らんか」のラブレターに動かされて結婚し2児を [...]
夏バテには、手間をかけても食欲をそそってくれるサラダ…。 2019-08-03 野菜料理 0 Salades pour l’été 暑くなってくるとサラダが食べたくなる。かといってグリーンサラダだけでは体がもたないので、さまざまな食材を組み合わせたミックスサラダを二品紹介。 レストランでもよく出てくるアボカドとゆでエビのサラダだが、グレープフルーツも加えると、その甘酸っぱ [...]
マッシュポテトからバラ色のサケの身がのぞいているブランダード。 2019-07-27 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Brandade de saumon ブランダードというと干ダラが入ることになっているが、かわりにサケを入れると、ひと味ちがったおいしさになる。 サケならどの魚屋でも手に入るから、その切り身を二つか三つ、合わせて500グラムになるように買ってくる。サケの皮をとる。両面に軽く塩を振 [...]
カブの酢漬け 2019-07-24 野菜料理 0 パリの八百屋に並んでいる葉付きのカブがみずみずしくおいしそう。そこで、前回は見栄えのするキュウリのおつまみだったので、今回は地味にカブの酢漬け。といっても檀一雄の『檀流クッキング』に出ているレシピで、さすがにうまい! カブの皮をむき、7、8ミリくらいの厚さに輪切りにする。あまり薄 [...]
海へ! 2019-07-15 フランスの出来事 0 ヴァカンス到来で、海へ山への民族大移動が始まった。この夏は大西洋の風がすがすがしいブルターニュの海はどうだろう。潮位表で潮の満ち引きをチェックすれば潮干狩りや、海にもぐってカニを獲ることもできる。潜るタイミングは干潮時がいい。雄蟹はたいがい海藻の根元の方に潜んでいるためだ。満潮時 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:としこさん 2019-07-11 シルバーラウンジ 0連載コラム とし子さんは、1943年東京生まれ。4歳の時、戦災を恐れた母親と伊東に疎開、父は戦死。戦後、東京に戻る。料理が好きだった母は、親戚が営んでいたレストランを手伝いながら、娘2人を育てつつ祖父の面倒をみた。母は妻を亡くした男性と同居、とし子さんは私立校に入る前にその義父の籍に入籍。銀 [...]
赤い果実のタルト、おいしさの決め手はカスタードクリーム…。 2019-07-07 デザート 0 Tarte aux fruits rouges 今が旬のイチゴだけでなくフランボワーズも入る赤い果実のタルト。イチゴは、マラ・デ・ボワ種のような中粒の香り高いものだったら文句なしだ。小さなボール紙の箱に入ったフランボワーズも買ってくる。生地は市販の折り込みパイ生地を使うことにする [...]
Guacamole 2019-06-25 食材 0 メキシコ料理のワカモレは、アボカドのピューレにさまざまなスパイスを混ぜ入れたもの。食べごろに熟したアボカドが必要だ。まず二つに切り分けて、芯にある種をとりのぞく。固い皮をはがし、身をボウルにでも入れてフォークで押しつぶす。今回の「ふつ・わ」レシピには、身の形がちょっと残っている程 [...]