第5回ランス・ポラー映画祭 黒沢清監督のオマージュ上映と無料の映画レッスン(マスタークラス)も。 2025-03-29 イベント情報舞台・映画 0 大聖堂やシャンパンなどで名高いランスは、パリから北東に150キロ。東駅から電車で約45分の中堅都市だ。ここで2020年に刑事や推理ものなどの犯罪映画を集めた映画祭 Reims Polar (ランス・ポラー)が誕生した。そう聞くとまだ新しく思えるが、ランスの前身として1982年か [...]
【シネマ】闘牛士の孤独が映り込むドキュメンタリー。『Tardes de soledad』 2025-03-27 舞台・映画 0 タイトルはスペイン語で「孤独な午後たち」の意。ヘミングウェイの闘牛に関する書物 『午後の死』から取られたようだ。だが、ガイドブック的で説明の多い文豪の本とは違い、本作は説明を潔いまでに排除。若き闘牛士の一挙一動に肉薄する。 シャツにネクタイ、その上に金の刺繍が施された衣装のア [...]
〈連載:ふつわ〉ピカールを活用して、サバの塩焼き。 2025-03-26 魚料理 0 ★連載「ふつわ」は、フランスで揃えやすい食材で、和風料理をつくる!チャレンジ連載です。きょうは冷凍のピカールへ。 ぼくらのパリ郊外の町には朝市にしか魚屋がなく、それも週に3日だけ。そこで買いものする時間がなかったけれど魚が食べたいというときのために、冷凍庫には数種類の魚が保存 [...]
携帯電話で映画 2025-03-25 発言から知るフランス 0 イヴ・モンタン主演の『Z』、『告白』、『戒厳令』の三部作で知られる映画監督コスタ=ガヴラス(92)のひと言。彼は現在もフランス・シネマテークの理事長をつとめ、2月28日に開催されたセザール賞授賞式では、これまで映画に貢献した業績で名誉賞を受賞した。 [...]
Le Grand Banquet :週末はバンケットも。大衆食堂〈ブイヨン〉また一軒。 2025-03-24 フランス料理レストラン 0 このところパリで大流行りのブイヨン(安価にビストロ定番料理が食べられる店)が、また一軒、17区ポルト・マイヨーにオープン。前菜のマッシュルームのサラダ2.50€。ウフ・マヨ (ゆで卵マヨネーズのせ)と、ポワローねぎのビネグレットソースがけ3€。エスカルゴ(6個8€)、前菜で一番 [...]
Le Printemps du Cinéma(映画の春)〜 映画が5ユーロで観られる3日間!〜 2025-03-22 イベント情報舞台・映画 0 Le Printemps du Cinéma(映画の春) 3月23(日)、24日(月)、25日(火)の3日間は、毎年恒例「映画の春」。フランス全国で新作映画70作が、映画館で5ユーロで観られます。いいお天気が続いても、人々が映画館に通うよう考えられているのだそうです。 観られる映 [...]
牛肉のワイン煮からオレンジの香りがただよう南仏料理です。 2025-03-20 肉料理 0 Daube provençale(ドーブ・プロヴァンサル) 12月から4月くらいまでがオレンジの季節。プロヴァンス地方の伝統的な料理ドーブ・プロヴァンサルは、この果物の香りを生かすことが多い。大みそかに友人たちを招いたときにつくってみたら大好評だった。 牛肉はゼラチン質が適度 [...]
バイルー首相の嘘?「ベタラム事件」二重のスキャンダル。 2025-03-18 ニュースフランスを知る 0 2月からメディアを賑わせている「べタラム事件」は、ピレネー・アトランティック県のカトリック系中高一貫校ノートルダム・ド・べタラムで、1955- 2010年にわたって聖職者や教師による生徒に対する暴行や性的暴行があった事件だ。 最初の告訴は1996年頃にさかのぼる。98年には校 [...]
鉄道(の音)にゆられ味わうコルシカ料理。Le Wagon Bleu(ル・ヴァゴン・ブルー) 2025-03-17 フランス料理 0 フランスの鉄道の旅に欠けるのが食堂車だ。鉄道が高速化したとはいえ、料理・鉄道大国でありながら車内には画一的なサンドイッチしかないのが残念でならない。テーブルクロスがかかったテーブルに着いて、景色を眺めるあの幸福感!…ノスタルジーにかられ 「ル・ヴァゴン・ブルー」へ。 1925 [...]
心踊る映画史の始まりへの旅:映画の始祖リュミエール兄弟の博物館。 2025-03-16 展覧会舞台・映画 0 Musée Lumière – リュミエール映画博物館(リヨン) フランス第二の文化都市リヨンは世界に誇る映画の発祥地。毎年秋には映画遺産の旧作に光を当てた「リュミエール映画祭」が催される。その映画祭を舵取りするアンスティチュ・リュミエールは、普段は博物館とシネマテ [...]