150年の時空を超えて〈中〉「丘の上から」 2021-04-01 パリから行ける街 0 〜 ナポレオン3世の失脚から、パリ・コミューヌまで 〜 世界初の労働者政権「パリ・コミューヌ」樹立から今年は150周年。第二帝政の終焉からコミューヌ内戦まで、パリの街を歩きながらたどる連載。 プロシア軍のパリ包囲は続いていた。 1871年2月、戦時下の国民議会選挙によりティエ [...]
コロナ:第3波でフランス全国の外出規制強化。学校は来週から3週間閉校に。 2021-04-01 ニュース 0covid-19 マクロン大統領はエリゼ宮からのテレビ演説を行い、パリを含む19県で現在とられている外出規制(毎日19h-06hの外出禁止、自宅から10km以上の移動は証明書が必要など)を、この土曜の晩(4月3日)から全国に広げ、5月2日まで続けると発表した。ほかにも、以下のような措置が明らかに [...]
キスはおあずけ。 2021-04-01 フランスの出来事 0covid-19 あいさつの握手やキスをする人が、この1年で大幅に減った。3月に行われた世論調査*によると、昨年3月の時点で友人、仕事の同僚、家族など親しい人に会った際に「握手をする」と答えた人が85%だったに対し、この3月は22%に。初対面の握手は75%から10%に。親しい人と会った時の挨拶と [...]
コリンヌ・マシエロが話題を独占|激震のセザール、その後。 2021-03-31 舞台・映画 0映画 3月12日に開催されたコロナ禍中のセザール賞。華やかな映画の祭典は下ネタの洪水に加え、あらゆる主義主張がアーティストの口から飛び出した。衣装賞の授与のために登場した女優コリンヌ・マシエロは、アンテルミタンへの連帯を示すため全裸となり物議を醸した。賞レースの結果はアルベール・デュ [...]
コロナ外出規制から1年、ワクチン接種は期待通りに進まず。 2021-03-31 ニュース 0covid-19 3月17日で、Covid-19感染拡大による最初の外出規制から1年が経った。突然の外出規制、マスク・検査不足、企業への支援、給与補償、病床の逼迫、遠隔授業、精神面の影響など様々な問題と試練を経ながら、社会と人々の生活は、今もCovid-19に脅かされ続けている。この状況から脱す [...]
オルセーが「オルセー・ジスカール=デスタン美術館」に。 2021-03-30 フランスの出来事 0パリ7区 オルセー美術館と、オランジュリー美術館の名前に、昨年12月に亡くなったジスカール・デスタン大統領の名をつけることを文化相が発表した。 オルセー美術館がオープンしたのはミッテラン政権下の1986年。しかし、かつて鉄道の駅舎だった建物を美術館にすると決めたのはジスカール=デスタン大 [...]
機械がなくても、家でラクレットがたのしめる。 2021-03-28 チーズを選ぶ 0#RestezChezVous日曜営業 夏時間に突入したとはいえ、まだまだ三寒四温を繰り返すこの季節、肌寒い日はラクレットが食べたくなったりする。この冬はスキーにも行けず、レストランも閉鎖中。家に機械がなくて食べられないけれどラクレットが恋しい、そんな方への朗報がこのレンタルサービス。 902号(2020年9月1日 [...]
ゴッホが描いたモンマルトルの風景画、オークションで落札。 2021-03-25 イベント 0 モンマルトルに住んでいたゴッホが1887年に描いたとされる絵画 « Scène de rue à Montmartre モンマルトルの通りの風景 »が、パリのサザビーズでオークションにかけられた。想定額500万~800万€(約6億5千万~10億3千万円)を大きく上回り、1300 [...]
パリの街が変わっていく…(2)。 2021-03-23 パリの出来事 0 サン・ミシェル広場からジベールがなくなる。 サン・ミシェル広場の書店「Gibert Jeune」が3月末で閉店となる。2、5、6、10番地と、広場を囲むように並んだ店舗。数ヵ月前から納品がない店内はガランとし、店の前に並んでいた特売本棚やワゴンもほぼなくなった。掘り出しものを探 [...]
パリの街が変わっていく…(1)。 2021-03-22 パリの出来事 0 シテ島の鳥市、さようなら。 シテ島に花市が開設されたのは1809年だが、ここで鳥市が始まったのは1881年のこと。今でも毎週日曜になると、普段は植物が売られている場所に鳥商人たちが陣取って、鳥や鳥籠、備品、エサなどを販売する。子どもも大人も珍しい色に驚いたり、澄んだ鳴き声にうっ [...]