モンテーニュの食と喜び〈第9回 〉食卓を豊かにする薬味とは 2021-05-19 モンテーニュと食の喜び 0連載コラム ルネッサンスを生きた哲人モンテーニュは、読書や執筆の時間を愛しながらも、生身の人間との交際を何よりも大切にしていた。「ほかに何もする気になれないほどの倦怠にとりつかれたときでないと本に没頭しない」(原二郎訳)と明言しているほどだ。 そもそも、書斎のある塔にこもって『エセー』を書 [...]
半年ぶりに映画館再開、課題は上映作品の交通整理。 2021-05-18 舞台・映画 0映画 政府は文化施設の再開日程を発表した。映画館は10月末の営業停止以来、約半年ぶりの5月19日に再開を目指す。観客収容率35%で始まり、問題がなければ6月9日に65%、6月30日には100%に移行。最初はマスク着用が義務で、ポップコーンなど菓子販売は禁止となる。 再開決定には安堵の [...]
コロナ規制緩和 – ② 5月19日に変わること。 2021-05-18 フランスの出来事 0covid-19 5月19日(水)から、コロナ感染防止のために敷かれていた様々な規制が緩和されます。 夜間外出禁止が、19h-06hではなく、21h-06hに。 テラス : 通常座席数の50%で営業可能に。テーブルは 6人まで。→店内は客は入れず。 商店と屋内マルシェ : 客ひとりにつき 8 m² [...]
奴隷制、「負の記憶」の清算はまだ。 2021-05-17 フランスの出来事 0 「奴隷制は反人道罪」トビラ法から20年 マクロン大統領は5月10日、上下両院議長や5人の閣僚とともに、パリ6区リュクサンブール公園内の奴隷の鎖をかたどったモニュメントの前で「奴隷貿易・奴隷制および奴隷制廃止の日」のための短いセレモニーを行った。同日、イダルゴ=パリ市長もパリ2 [...]
「女性たちが映画を占領する Les femmes s’emparent du cinéma 」展。 2021-05-16 展覧会 0映画日曜営業パリ3区 現在、パリでは世界の女性映画監督に焦点を当てた展覧会「女性たちが映画を占領する」が開催中だ。場所は4区の市庁舎(オテル・ド・ヴィル)。外出制限の段階的解除前である5月11日からスタートし、最終日は5月31日となっている。 映画ジャーナリスト、ヴェロニク・ル・ブリ著「女性監督によ [...]
アンコウのカレー、といっても生クリームたっぷりフランス風…。 2021-05-16 魚料理 0#RestezChezVous Curry de lotte à la crème フランスでは、アンコウlotteは皮をはがれた白身の形で売られている。小骨がなくて食べやすいこともあって、フランス人が大好きな魚の一つだから、安くはない。そこで今回は奮発して、ちょっとしたブラッスリーなどにも登場する、カレーの [...]
ノール=パ・ド・カレー地方|よみがえる産業遺産。 2021-05-14 パリから行ける街 0特集記事 パリから北に向かう電車に乗って1時間ほどすると、そこかしこに黒っぽい山が見えてくる。炭鉱から出た土や石を積んだ 「ボタ山 (terril テリ)」だ。不毛なものとばかり思っていたが、そうでもないらしい。炭鉱閉鎖後しばらくすると、コケが生え、虫やカエル、ウサギなどが生息するように [...]
コロナ : 政府、Covidワクチン接種対象を大幅に拡大。 2021-05-09 Non classé 0covid-19 政府は3月から新型コロナウイルスのワクチン接種の対象を少しずつ広げてきたが、4月12日からは55歳以上のすべての人、5月10日からは50歳以上のすべての人に対象を拡大。12日からはワクチンを無駄にしないために、18歳以上を対象に、前日に限定した予約の接種が可能になる。 ●すでに [...]
ヴァラドンと、同世代の女性画家彫刻家たち 1880-1940 2021-05-03 展覧会 0 “Valadon et ses contemporaines” トゥールーズ=ロートレックやルノワールなどのモデルを務め、自らも画家として大成し息子ユトリロにも絵の手ほどきをしたシュザンヌ・ヴァラドン(1865-1938) を中心に、彼女と、同世代のアー [...]
高田賢三さんコレクション、オークションに。 2021-05-01 イベント 0 1965年に渡仏、ブランド「KENZO」とともにその名をモード史に刻んだデザイナー高田賢三さん(1939-2020)ゆかりの品、約600点のオークションが行われる。パリ7区のアパルトマンに置かれていた家具、調度品、美術品が主となる。 日本の漆器、陶器、中国やメキシコの骨董、ジャ [...]