自由業者のオールタナティブな働き方Coopaname。 2015-10-01 社会ラボ 0連載コラム フランスでフリーランスというと、URSSAFに加入する自由業者profession libéraleか、個人事業主auto entrepreneurになるしかなかったが、コーパナームは、組合員が給与所得者の身分でフリーランスとして働ける道を提案する、2004年に設立された組合形 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:10月1日号 2015-10-01 シルバーラウンジ 0連載コラム ルイズ・正子さん(87歳)はトゥールーズ在住。06/07年に出版(未知谷社)された自伝2巻『ルイズが正子であった頃』『正子がルイズに戻った後』は、戦前・戦中の日仏家族の長崎、サイゴンでの生き様、軍国時代の混血児と村民の関係、彼女自身、子供6人を抱えての仏生活まで、痛快小気味よい [...]
ポラックの輪切りをオーブンで焼けば、真ダラに負けないうまさ。 2015-09-18 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Lieu jaune aux champignons 今年も夏のバカンスは、ブルターニュのウエサン島で過ごした。滞在中に何度か港の突堤まで釣りに出かけた。狙いはサバだったが、娘が1キロ近いlieu jauneと呼ばれるタラ科の魚(ポラック)を釣り上げ、船待ちの人たちからも拍手され [...]
ホウボウの刺身 2015-09-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous ホウボウ(grondin)は、もちろん日本の魚屋にも時々並ぶけれど、高級魚でなかなか手が出ない。ところがフランスでは地中海や大西洋で水揚げされたホウボウが、魚屋によく置いてあるし、キロ10ユーロ以下と手ごろなのがうれしい。その締まった白身は美味。フランスでは小さめのものはスープに [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:9月1日号 2015-09-08 シルバーラウンジ 0連載コラム M子さん(67歳)は68年世代。70年代、義兄がベルリン自由大学で日本学の客員教授を務めていた関係で大卒後ベルリンへ行き、社会学科大学院生U氏と知り合う。旧東独で通訳したこともあり、東アジア研究所にも勤める。 85年にドイツからフランスに来た動機は? 反ナチス世代のUはドイ [...]
非核を訴え続ける核物理学者。 2015-09-08 抵抗する人 0連載コラム フランスで40年以上綿綿と続けられている非核運動。 10年前から毎月、フランス国防省の門前で抗議する人たちがいる。朝、昼と夕方、10人ほどが〈核兵器廃絶〉の横断幕を掲げる。 「99%の役人が無視しようと目線をそらし«イランに言え»«ロシアで抗 [...]
Pierre Vauxの傘 2015-09-04 MADE IN FRANCE 0連載コラム 傘布を無駄なく切れるように 布を巻き取る機械を使う アトリエ 責任者の ナタリーさん。 傘の仏国内での年間販売総数1500万本のうち99%は輸入品(主に中国)だ。国内生産数は年間14万本。「L’Aurillac」という生産地呼称を掲げるオーリヤック(カンタル県)が有 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:8月1日号 2015-08-15 シルバーラウンジ 0連載コラム ヴィアジェ年金(Rente viagère)について フランスで18世紀後半につくられたヴィアジェ契約は、世界でもめずらしい。今日の物価高のなか、年金で全てをカバーするのはむずかしくなっている。最近は不動産を遺族に残すよりもビジネスライクにヴィアジェ契約で売却し、豊かな余生を目 [...]
Jandriの高級ソファー 2015-08-08 MADE IN FRANCE 0連載コラム 「宝」である革を広げてみせるポールさん。 中国やポーランドなどで製造しているIKEAの家具にしか馴染みのない私だが、調べてみると、高級家具Duvivier などフランスで製造を続けている企業は大小さまざまあるようだ。そのなかで、パリ南東郊外シュヌヴィエール・シュル・マルヌにある [...]
社会ラボ:誰もがアクセスできる テクノロジー La Paillasse。 2015-07-31 社会ラボ 0連載コラム ラ・パイヤスの共同設立者の一人、 マルク・フルニエさん。 パリ2区、サンティエの問屋街にあるアソシエーション「ラ・パイヤス La Paillasse」は、誰もが無料で最新のテクノロジーに触れられる場を提供している。4年前に、生物学者など8人の科学者が共同で設立した。その一人、マ [...]