干ダラ入りスクランブルエッグは代表的ポルトガル料理。 2018-08-09 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Bacalhau à Braz ぼくは干ダラmorue(ポルトガル語で bacalhau)が大好きで、暑いときには、塩出ししてから夏野菜とともに湯がいた干ダラ入りのアイオリ、友だちが来れば、アペリティフのお供に干ダラ入りカリブ風かき揚げのアクラ。マッシュポテトと混ぜ合わせてオー [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ2018年9月1日号 2018-08-06 シルバーラウンジ 0連載コラム やす子さん(66歳)の父は大正8年生まれで、大正ロマン時代に浴し、若い頃、華の都パリに憧れた世代だった。釧路炭鉱関係の経理も担当。見合いで父と結ばれた母は京都生まれ。今日95歳の母も祖父母同様に教員だった。英国に憧れていたやす子さんは2 [...]
Alex Singerの自転車 2018-07-24 MADE IN FRANCE 0連載コラム 今年も世界中の自転車レースファンが注目するロードレース「ツール・ド・フランス」が7月7日から開催されている。1903年からの開催地だけにフランスのロードレースファンは多い。フランスは世界で初めて量産されたミショー型自転車を開発した(1861年)国で、サンテティエンヌを中心に自転 [...]
「ヨーロッパシティ」はいらない! 2018-07-11 抵抗する人 0連載コラム パリ・シャルルドゴール空港とブルジェ空港の中間にある、欧州有数の穀倉地帯が「開発」の波で消え去ろうとしている。スーパーのオーシャンと中国のワンダグループが提携し、ショッピングセンター、ホテル、屋内スキー場などの娯楽施設、文化施設を備えた巨大複合施設を作ろうとしているからだ。その [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ2018年7月1日号 2018-07-05 シルバーラウンジ 0連載コラム 下野さんは鹿児島県山地で1946年に生まれた。竹細工職人だった父は彼が中学に入る頃村の職員に採用され月々給与を貰えるようになった。高校の先生が機内食関係で働く人を紹介してくれ、機内食の会社に7年勤務。その後、西ベルリンのヒルトンホテルに2年勤務。TV番組『われら世 [...]
マスをクール・ブイヨンで煮てから冷まし、初夏のごちそうに。 2018-06-19 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Truite au court-bouillon 養殖のマスは、年中魚屋で手に入るし、1尾が1人分の大きさというのも便利だし、値段もキロ10ユーロ前後と手ごろだし、そのうえ、川魚なりのくせというか、味わいが残っているのがうれしい。 マス料理の定番といえば、丸ごとムニエルにして [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ2018年6月1日号 2018-06-07 シルバーラウンジ 0連載コラム 三嶋愛子さんは年末に90歳になる。東京に生まれ、父親は大手商社の取締役。16歳で終戦を迎え、7人兄弟姉妹の下から3番目。東京女子大の国文科卒。中学校の国語教師を務め、日仏学院でフランス語を学ぶ。58年、飛行機で渡仏。ソルボンヌ仏文明講座とアリアンス・フランセーズに [...]
パリも地域通貨〈ペッシュ〉導入! 2018-06-02 社会ラボ 0連載コラム 5月12日からパリで地域通貨の導入が本格化した。2014年に郊外のモントルイユ市でできた「ペッシュ」が、パリ東部数区でも使われることになった。 ペッシュの紙幣には、桃(ペッシュ)の形をアレンジしたロゴと風景が描かれている。買い物をペッシュで払うには、ペッシュを管理する協会の会 [...]
Buffet Cramponのクラリネット 2018-05-26 MADE IN FRANCE 0連載コラム フランス人の生活に溶け込んでいるクラシック音楽だが、プレイエルは特注ピアノしか造ってないし、「メイド・イン・フランスの楽器とは?」と思っていたところに、パリ郊外で世界のプロ用クラリネットの85%を製造する会社のことを雑誌で読んだ。パリ郊外マント・ラ・ヴィルにあるビュフェ・クラン [...]
よいダシが出るパルルド貝と豚肉の、ポルトガル風煮込み。 2018-05-24 魚料理肉料理 0連載コラム#RestezChezVous Porc mijoté aux palourdes シャトレにあるポルトガル料理の店「Saudade」に出かけると、決まったようにとるのがアレンテージョ風豚肉の煮込み。豚肉とパルルドpalourdes (アサリ)の組み合わせがユニークで、貝ならではのうまみを吸った豚肉に舌鼓!と [...]