タラの煮もの 2016-01-05 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 817号で真ダラcabillaud のちり鍋風というのを作ったけれど、今回はタラの煮ものです。フランスの魚屋で見かけるタラは、ほかにもcolin、lieu noir、lieu jaune、merlinと何種類かあるけれど、そのなかでも味では筆頭格の lieu jaune (ポラッ [...]
ハドックのカルパッチョを、ノエルの一品にしてみよう。 2015-12-19 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Carpaccio de Haddok Eglefinと呼ばれるスケソウダラの一種を薫製にしたハドックは、上品な味わいだし、冷蔵庫で3日は保存できるので、便利な食材。塩出ししてからゆでられて英国風ドライカレーに入ったりする。 ノエルというとスモークサーモンが付きもの [...]
Mouvement Colibris 一人ひとりから世界が変わる。 2015-12-13 社会ラボ 0連載コラム 有機農家で作家のピエール・ラビ (1938-)を、エコロジーの世界では知らない人はいない。アルデッシュでゼロから農業を始めたラビが経験から紡ぎ出した言葉はシンプルでわかりやすく、多くの人から敬愛されている。その彼が発案し、2007年に若者たちが始めたのがコリブリ運動だ。ラビがよく [...]
Quo Vadisのダイアリー 2015-12-11 MADE IN FRANCE 0連載コラム そろそろ来年のダイアリーを、と考える季節だ。私も愛用していたが、フランス人なら一度はクオ・ヴァディス社(Editions Quo Vadis)製品を使ったことのある人がほとんどだろう。というわけで、今回はナント郊外にある、年間800万冊のダイアリーを生産するクオ・ヴァディス社を [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:12月1日号 2015-12-10 シルバーラウンジ 0連載コラム パリで木村宇佐太郎さん(82)を知らない日本人在住者はいないだろう。昭和9年横浜生まれの木村さんは、青少年期から父親のおせんべい製造業を手伝う。彼が琴や三味線、桜人形、折り紙の技能に秀でているのは、手仕事が好きで叔母さんに仕込まれ、歌舞伎などにも連れていってもらったからだという。 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:11月1日号 2015-11-12 シルバーラウンジ 0連載コラム クミコさん(83歳)は満州に生まれ、10歳の時、家族と横浜に引き上げた。1964年、クリス ・マルケル監督の『不思議なクミコ』を演じる。65年、来仏。映画関係のフランス人男性と結婚したが、数年後に離婚。双子の娘(作家と建築家)がいる。彼女は詩人・作家でもあり、芭蕉の句の翻訳もして [...]
兵役拒否で、フランスに亡命。 2015-11-10 抵抗する人 0連載コラム 去る9月末のこと、パリで一人の韓国人青年が、日本の安保関連法に反対するための集会を呼びかけた。その青年イ・イェダさんは、2012年7月に徴兵を拒否するため韓国からフランスへと亡命し、翌年の6月に難民申請が認可された。韓国の徴兵制には良心的懲役拒否も代替服務制度も無い。拒否すれば1 [...]
Tissage Moutetの キッチン・テーブルリネン 2015-11-09 MADE IN FRANCE 0連載コラム テーブルクロスやナプキンは、よく人を食事に招くフランスの家庭には欠かせないもの。テーブルリネンに加え布巾、エプロンなどを伝統のバスクリネンとジャカード織で作るティサージ・ムテ社 (Tissage Moutet)をベアルン地方オルテーズに訪ねた。 バスク・リネンとは、昔から同地方で [...]
コック貝をポルトガル風に チョリソといっしょに白ワイン煮。 2015-11-04 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Coques au chorizo コックという貝がおいしくなってくる頃だ。外見は赤貝に似ているけれど、かなり小ぶりで、殻の色が真っ白。ムール貝と比べると、くせのない柔らかな味わいを持っている。値段も安いしどんどん利用したいものだ。ただ貝の中にかなりの砂を含んでいるので、まず砂出 [...]
Papier d’Arménie の芳香紙 2015-10-01 MADE IN FRANCE 0連載コラム Papier d’arménie triple (安息香) 2〜2.5€、rose (ローズ系)とarménie (ラベンター系)は約4€。蛇腹に折って端に火をつけ、炎を消してから小皿の上に置くと、燃えきった後にほのかな香りが漂う。抗菌・虫除け作用もあるので、そのまま [...]