連載 : Made in France Ateliers Arquié リモージュ磁器 2023-08-10 MADE IN FRANCE 0連載コラム リモージュの磁器は、一時は王家の支援があったものの、王立製陶所セーヴルに比べて民間の力で発展してきたためか、フランス人にはより親しみがあるように思える。小規模ながら伝統的な製造法を守る無形文化財企業 (EPV)、アトリエ・アルキエを訪ねてみた。 街はずれにある石造りの堂々たる [...]
〈連載:ふつわ〉トマト、アボカドの小エビ詰め 2023-07-21 野菜料理 0連載コラム どこの魚屋にも売っている少し灰色がかった小さなゆでエビcrevette griseは、ノルマンディー地方からベルギーにかけてが産地。とれたてを漁船の上でゆで上げたもので、その繊細な味わいは格別。そのまま、レモンをしぼりかけて頭、殻ごとかじれば、白ワインやビールの素敵なつまみにな [...]
〈連載:ふつわ〉タケノコごはん 2022-06-08 肉料理 0連載コラム フォンテーヌブローの森でとれたというタケノコをいただいた。ずんぐりのモウソウ竹のものとは違って、ずいぶんスリムなタケノコだ。 固い皮を一むき、二むきしてから、長すぎるものは二つに切って鍋にとり、たっぷりと水を張る。水1リットル当たり小さじ1杯の重曹 bicarbonate [...]
〈連載:ふつわ〉カモの胸肉、タイ風 2022-04-30 肉料理 0連載コラム ウクライナ戦争の影響で植物油が品薄になっているけれど、もし台所に油が残っていたら、カモの胸肉の揚げものを作りたい。 前菜なら4人分として、カモの胸肉をひとつ用意する。皮をとり、薄く切ってボウルにとる。しょう油、塩、コショウ、おろしショウガ、酒を加えてよく混ぜ合わせ、30分ほど [...]
〈連載:ふつわ〉平サヤインゲン入りチャーハン 2022-04-12 野菜料理 0連載コラム 出回っている平サヤインゲンharicot platをたっぷり加えたチャーハンです。スーパーで手に入るlardons fumés (くん製豚バラ肉の細切り)も入れてみた。 玉ネギ中1個とニンニク3片はみじん切り、ニンジンは小さめのさいの目に切る。平サヤインゲンは1センチほどの長 [...]
子どもたちに喜ばれるロールケーキ、今回はイチゴジャム入りです。 2022-04-09 デザート 0連載コラム Gâteau roulé à la confiture de fraise 友人カップルがふたりの子どもたちとお昼を食べに来る。デザートはロールケーキにしよう、ということになった。ぼくらの子どもたちが小さかったときの大好物で、よく作ったものだ。 まず天板いっぱいにクッキングシ [...]
〈連載:ふつわ〉ナスとエビの和えもの 2022-03-05 野菜料理魚料理 0連載コラム ナス好きにはたまらない、何度作っても喜ばれる和えものです。 フランス産の皮が厚く大きなナス、火を通してから皮をむくのだが、そのうまみを100%キープしたいのなら電子レンジを使うことをおすすめしたい。ナス1本を二つに縦に切り分けて、オーブン皿などに身の方を上にして置き、ゴマ油を [...]
保存版:フランス料理食材 単語豆辞典 2022-03-01 フランス料理用語 0連載コラムはじめてみよう!フランス料理特集記事 「今日は市日だと気がつくと、私は、買出袋を両手にぶら下げながら、うわずり気味になる」と、檀一雄は『美味放浪記』の中で書いている。買い物好きな著者が、パリでたまたま朝市を見つけたときの喜びというかあせりが伝わってくる。一人だけだから、買いすぎたら腐らしてしまう、と言いきかせながら [...]
「母がよく作ってた」と言われそうな、なつかしのスープ。 2022-02-20 野菜料理肉料理 0連載コラム Crème de pois cassés まだまだ寒い日がある。体が芯から温まるスープがほしい。グリーンピースの皮をむいて乾燥させたものは二つに割れているのでpois casséというのだが、この豆を使ったスープが復活していて、ビストロのメニューにも出てきたりする。 厚めの鍋 [...]
〈連載:ふつわ〉バーソー丼(肉燥飯) 2022-02-12 肉料理 0連載コラム この台湾風肉そぼろは、料理好きのバイブル『檀流クッキング』にも出ていて、読んでいるだけで食欲がわいてくるような一品だ。 4人分として、豚バラ肉400グラムをブレンダーでひく。フランスならではの太~い長ネギ3本の白い部分と薄い緑色を小口切り(約400グラム)、ショウガひとかけとニ [...]