
世界4大テニストーナメントのひとつ「ロラン・ガロス」開催が秋に延期されることが決まった。仏テニス連盟のベルナール・ジュディチェリ会長は、3月17日、今年5月24日から6月7日にかけて開催される予定だったロラン・ガロスを、9月20日〜10月4日に延期することを明らかにした。
同連盟の声明によると、新型コロナウイルス感染拡大でフランス全土で自宅待機が実施されている状況では大会の準備ができないことと、関係者全員の健康と安全を保証するためにも延期は避けられないことから、延期を決断。すでに予約したチケットは払い戻し、または変更が可能になるが、詳細はまた別途に通知される。
ロラン・ガロスでは、メインの試合が行われるフィリップ・シャルティエ・コートの閉開式屋根が、2年間の工事を終えて完成したばかり。雨が降っても試合が中止されなくなったコートに、世界からの観客を迎えようとしていた。
