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仏原子力庁(CEA)は第4世代の原子炉アストリッドの開発を今世紀半ばまでは進めないとする声明を出した。
アストリッドは原発の使用済み燃料である劣化ウランやプルトニウムを再利用する高速炉実証炉で2010年に開発を開始し、南仏マルクールに建設予定。日本も共同研究に参加し約200億円を投じた。同計画には17年までに7億3800万 ャが投資されており、ウランが安価に入手できる現在では、総額50〜100億 ャに上る計画は優先課題ではないと判断された。建設が遅れている第3世代の欧州加圧水型炉(EPR)が優先される。