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国民議会はパーム油をバイオ燃料として税制優遇する来年度予算法案の修正案を58票対2票で却下した。今年度予算では同優遇措置は廃止されていたが、石油トタルのロビー活動によって与党議員が2026年までの同措置復活の修正案を出し14日に可決。しかし、与党内にも反対が多く、フィリップ首相は翌日、再投票を決定し、修正案は否決された。トタルは7月にマルセイユ近くに年30万トンを生産するパーム油精製所を設立した。環境保護団体は、パーム油生産はアブラヤシの単一栽培により熱帯林破壊を引き起こしていると反対。
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