よむたび。〈23〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-10-30 『 流刑の太陽(仮題) 』 UN SOLEIL EN EXIL ジャン=フランソワ・サムロン著 Gallimard刊 子供たちの強制移住。 1962年から1984年の間、仏領海外県レユニオンからフランス本土へと、二千人を超える子供たちが集団的に移住させられた記録がある。その移住先は中央部のクルー... 本 0
豚肉、ジャガイモ、キュウリ 2019-10-30 豚肉を、酒ではなく白ワインをベースにしたダシで煮るとひと味違ったおいしさになる。脂身が適度に混じっている背肉échineの切り身を2枚買ってくる。 まずダシの準備。豚肉の切り身2枚が重ならないように置けるぐらい底広の鍋かソトゥーズに、白ワインと水を半リットルずつとる。ざくざくと切った玉ネギ少々、輪切りにしたニ... 肉料理 0
フランシス・ベーコンと書物 Bacon en toutes lettres 2019-10-29 20世紀の大物画家、フランシス・ベーコン(1909-92)の、1971年のパリ展覧会から没するまでの60点を主に集めた。1971年の展覧会の直前に滞在先のパリのホテルで亡くなった恋人、ジョージ・ダイアーへの思いを描いた作品が最初に出てくる。ダイアーは、夜間ベーコン宅に忍び込み盗みをはたらこうとしたが、床に落ちてベーコンに発見された。... イベント情報パリで遊ぶ展覧会 0
Pixvae “Pixvae”|CD 2019-10-27 数年前リヨンで結成されたピクスヴァエ。彼らのファーストアルバムはピチピチ新鮮。「El Curruco」や「Lancherito」を聴かない日はない。コロンビア出身のミュージシャンとロックやジャズ系ミュージシャンが共演しているが、安易なフュージョンにならず各々が持ち味を出し切っている。コンガに似たクヌーノという打楽器が大地の脈動を刻み、ドラムスとみごとなポリリズム、シャウトするバリトンサックス、ロック魂あらわなギター…。そしてアレヤンドラ・シャリとマルゴ・ドラトゥールがコロンビア大衆音楽のルーツを熱唱! おすすめ。(真)... 音楽 0
ポンスレ市場の人々 Marché Poncelet 2019-10-26 ディナー用の貝を買いに。 ワイン屋「NYSA」の店員さん。ワイン屋歴7年。 珈琲豆を買う旦那を愛犬ミシュカと待っています。 ポンスレには毎日野菜を買いに来ています。息子のサックスの先生が日本人です。 ポンスレの八百屋歴11年!... ストリートスナップ 0
Le Sot l’y Laisse|料理とクラシック。 2019-10-26 土井原英治さん(46歳) 土井原さんのお店に初めて伺った時、ベートーヴェンの話を熱を込めてしてくれたのが印象的で、もっと話が聞きたくなった。クラシック音楽は、中学生時代にFM雑誌を買ってラジオで熱心に聴き始めたという。... 日本人シェフ 0
Le Père Claude & fils|シラク元大統領がこよなく愛した料理が食べられる。 2019-10-25 Tête et langue de veau, sauce ravigotte 手の込んだ伝統料理に以前から定評があったのだが、シラク元大統領が生前足繁く通っていたことから、このところ、がぜん注目を集めているレストラン。現在も、多くの政治家や芸能人が訪れるので、店内にはセレブたちと店主クロードさんの写真が誇らし... フランス料理 0
「オリエントの星」ウム・クルスームに捧げるミュージカル。 2019-10-24 ウム・クルスーム Oum Kalthum/ Farid Al-Atrash|spectacle musical イスラエルのヤッファにあるアラブ=ヘブライ劇場を拠点に活動を続ける劇団による、今は亡きエジプトの大歌手ふたりを主人公にしたミュージカルに出かけてみよう。 27日( 21hの公演はキャンセル、19h... 舞台・映画音楽 0
3、4人の妻、20人近い子どもを持った(移民)家庭は…。 2019-10-23 亡きシラク元大統領は、アフリカ、南米、アジアの文化を愛したことでも有名だが、そんな彼が、1991年パリ市長で共和国連合総裁だった当時、極右そっくりの人種差別的発言をし大きな批判を浴びた。... 発言から知るフランス 0
シャルロットとの1年間。 2019-10-23 シャルル・ベルベリアンさん 建築家、シャルロット・ペリアン(1903-99)を主人公にしたバンドデシネ (BD) が今月23日に発売になった。著者はBD・シナリオ作家のシャルル・ベルベリアンさん。今月、ルイ・ヴィトン財団美術館で始まった 「シャルロット・ペリアンの新しい世界」展では70年間にわたるペリアンの仕... インタビュー 0