マダム・キミのシルバーラウンジ:2月1日号 2017-02-13 S子さん(73)は東京で育ち学芸大に入る。68年夏、来仏。N氏は65年に来仏。親同士が知り合いの二人はパリで会い、結婚し長女が生まれ、2年半後に長男、次に双子の息子が誕生。N氏はオービュッソン織の技術を学び、国際的に高名な前衛タペストリー作家となる。97年、日本での個展後57歳で倒れる。S子さんは54歳だった。子供た... シルバーラウンジ 0
Marc 2017-02-12 ワイン製造過程で、ブドウを搾ったときの皮や種などの搾りかすを発酵させて蒸留したものが、イタリアではグラッパと呼ばれるマール酒。最初は無色透明だが、カシの木のたるで数年寝かせると、味も柔らかくなり、こはく色を帯びてくる。以前はカフェで庶民が飲む食後酒だったが、最近は高級化して気楽に飲めなくなった。ワインの産地ではどこで... ワインの種類 0
ノルマンディーの作家と食 〈13〉 2017-02-11 モーパッサンの代表作のひとつである『ベラミ』(1885年) の主人公デュロワは、目的のためには手段を選ばない男として描かれている。旧友フォレスティエのつてで新聞社の仕事を見つけたデュロワは、フォレスティエの妻で知性あふれるマドレーヌの文才を利用して出世街道をのしあがる。そして、フォレスティエが病死した後にはマドレーヌを... ノルマンディーの作家と食 他 0
ニース風牛肉の赤ワイン煮はオレンジの香りがする。 2017-02-10 Daube niçoise テレビの地方番組で、退職した医師がお母さんが得意だったというニース風ドーブの作り方を紹介していた。牛肉を赤ワインで煮込んだものだが、オレンジの香りがきいている、南仏らしい一品だ。 牛肉は、パルロンという肩肉やほお肉がいい。今回は、一つ500グラムちょっとのほお肉を二つ買い、ちょっと固いの... 肉料理 0
地上210mのスケートリンク! 2017-02-08 2月10日(金)〜3月5日(日) 地上210m、モンパルナスタワーの屋上にスケートリンクがお目見え。靴レンタル無料。ココアやシャンパンの飲めるバーもある。要手袋着用。2歳以上。15〜9.5€、7歳未満無料。月〜金12h-20h、土・日10h-20h。 Tour Montparnasse:33 av. du M... イベント 0
シャルリー・エブド事件の悲しみを超えて。「ティヌス賞」創設。 2017-02-08 パリ郊外のモントルイユ市が、シャルリー・エブド襲撃事件で亡くなった風刺画家、ティヌスにちなみ、「ティヌス賞」を創設した。ティヌス(本名ベルナール・ヴェルラック)はモントルイユの住民で、地元の中高校生対象にデッサンのワークショップを行うなど、市の文化活動に積極的に参加していた。「事件の直後、市と遺族と住民がティヌスの葬儀... 社会ラボ 0
フランスの出生数 2017-02-08 785000人 国立統計経済研究所の発表では、2016年のフランスの出生数は、2015年より約1万4000人減って78万5000人。合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の平均数)も下がって1.93になったが、アイルランドと並び欧州圏ではトップクラス。なおフランスの人口は6699万826人。... 数字でみるフランス 0
ベルエポックの夢幻世界が広がるミュージアム 2017-02-07 家族三代で楽しめる場所。 今回紹介するのは親・子・孫の三世代が一緒に楽しむのに理想的な場所。ベルシー地区の旧ワイン倉庫の門をくぐればベルエポックの夢幻世界。セピア色の写真から抜け出たような移動遊園地やミュージックホールの世界が眼前に広がっている。「縁日博物館」「驚異の劇場」「ベネチア風サロン」「マジックミラーの間」... こどもとおでかけ 0
Salon Rétromobile 2017-02-07 ジョニーとキャデラック。今年のオークションの目玉のひとつ。 2月8日(水)〜12日(日) 世界のクラシックカー・ファン垂涎(すいぜん)のオークションには154台のスーパーカーが出る。今年はジョニー・アリデーのキャデラックやハーレー・ダビッドソンも(展示8、9。競売10日)。フェラーリは創業70周年記念で8台の伝... イベント 0
La Tarte|決定版のキッシュとタルトに出会える。 2017-02-06 ここの看板商品、リンゴのタルト(6€/持ち帰り5.5€)が秀逸! 四つ切りにしたリンゴがたんまりとのった厚みのあるタルトなので、タルト・タタンかと見紛うが、リンゴの酸味を感じる控えめな甘さでシナモンが効いているので、これはまさにリンゴのタルト。自家製のパイ生地は、脂っこくなく、生地自体も薄いので、デザートとして食べる場... スイーツ 0