カラックスのためのリハビリ映画にも見えた “Tokyo!” 2008-10-01 オムニバスなんてうさん臭いと思っていた。『パリところどころ』、『パリ、ジュテーム』、『それぞれのシネマ』…。監督は才能を小出しにし、プロデューサーは企画先行の祭り気分に浮かれ足。そんな志の低さだから、「寄らば大樹の陰」的作品も紛れ込む。巨匠を集めた? 歴史的記念作? そんな名目も偽善的。 だから自分は『Tok... 舞台・映画 0
ビーツの赤い色が美しいスープ、ボルシチ。 2008-10-01 Bortsch au boeuf 朝市で、生のビーツが5、6個、葉つきのまま結わえられて売られていた。いつか、友人のロシア人の旦那さんが作ってくれたボルシチ(ボルシュ)は野菜中心のスープだったけれど、とてもおいしかった。その時、彼から作り方を教わったのだが、「ビーツはゆでてあるものではなく、生のものを使うように!... 肉料理 0
Bagel tom|ベーグルの専門店 2008-10-01 3区の中華街のど真ん中、昨年12月にオープンしたベーグルの専門店。本日のお昼はここで調達することにしよう。まずは定番のスモークサーモンとクリームチーズのBroncosとパストラミとマスタードのJaguars(各5.8€)を選んでみる。ベーグルは、ケシの実、ゴマ、オニオン、プレーンから選べるし、サンドイッチはすべてコ... 専門店 0
ローマ法王の訪仏。 2008-10-01 9月12日、初めて訪仏のベネディクト16世はサルコジ大統領に歓待され、元神学校コレージュ・デ・ベルナルダンで700人の文化・知識人を前に「西洋文化の根源にあるキリスト教」を強調、(地動説を是認したガリレイが宗教裁判に付されたことには言及せず)、信仰心を無視することは「科学の降伏」にひとしいと説く。13日、25万人余が... ニュース 0
Pierre Moscovici– 社会党第一書記への立候補を断念した。 2008-10-01 11月にランスで開かれる社会党大会でフランソワ・オランド氏に代わる第一書記が選ばれる。ロワイヤル、オーブリ、ドラノエなど各氏に対抗して、これまでジョスパン元首相やストロス=カーン元経済相の影武者的存在だった、50歳になったばかりのピエール・モスコヴィシ氏も立候補の意向を表明して注目された。ところが最近になって、ドラノ... Profil / Media:話題の人 0
OVNI 640 2008-10-01 今秋の最大の話題は、3カ所で同時に開催されているピカソ展だ。 〈Picasso et les maîtres〉は、青年時代の模写に始まり、絵画の巨匠たちがピカソに与えた影響を、自画像、裸婦、静物などテーマ別に探る。210点。(10月8日~2月2日。火休。グランパレ) 〈Picasso/... イベント・文化情報 0
Les Rigoles|下町には、まだ安くておいしい定食屋が残っている。 2008-10-01 「えっ、レ・リゴルを知らないの。値段が安くておいしく、活気があって、サービスする人たちも明るく親切で…」とまで友人に言われたので、さっそくその友人とお昼を食べに出かけることにした。室内は満席だったので、秋の陽が当たるテラスのテーブルについた。 「この店ではやっぱりアントレ+メイン10.9€のコース!」という友... フランス料理 0
Alma-Marceau駅界隈(7、8、16区) 2008-10-01 エッフェル塔のビューポイントと多彩な美術館&博物館たち。 アルマ・マルソー駅(9号線)の駅前。セーヌにかかるアルマ橋は、カマキリの卵のような不思議なデザインの街灯が特色。夕暮れから夜に変わるころに散歩したいところだ。 Passerelle Debilly エッフェル塔絶景ポイント。place de l'... Quartier-Balade:街・散策 0
Jamel Debbouze (1975~) 2008-10-01 フランスで最もポピュラーなコミック芸人の一人、ジャメル・ドゥブーズ。ジダン選手のように子供も憧れる移民二世の国民的スターだ。 1975年に6人兄弟の長男としてパリで誕生。両親はモロッコ人。13歳の時に列車事故で右腕を失うが、15歳で即興劇の全国大会で受賞するなど早くから頭角を現す。23歳でカナルプリュス局のレギュラ... 舞台・映画 0
Willem “Coeur de chien”/Julie Doucet “Monkey and the Living Dead” 2008-10-01 コミックス作家のダヴィッド・B、スタニスラス、マット・コンチュールなどが1990年に設立した〈L'Association〉は、オルタナティブなコミックス作家の作品を紹介し続けてきた、BDファンにはうれしい出版社。バカンス前に紹介したジョアン・スファールなどもその一人。そして、マルジャン・サトラピの『ペルセポリス』が国... 本 0