Jamel Debbouze (1975~)

 フランスで最もポピュラーなコミック芸人の一人、ジャメル・ドゥブーズ。ジダン選手のように子供も憧れる移民二世の国民的スターだ。
1975年に6人兄弟の長男としてパリで誕生。両親はモロッコ人。13歳の時に列車事故で右腕を失うが、15歳で即興劇の全国大会で受賞するなど早くから頭角を現す。23歳でカナルプリュス局のレギュラー番組を持ち人気は全国区に。その後はテレビやワンマンショーライブで喝采を浴びてきたが、俳優業にも積極的に進出。代表作に『アメリ』、『ミッションクレオパトラ』、『アンジェラ』、カンヌ映画祭でマグレブ系俳優5人と最優秀男優賞を分かち合った『Indigènes』などがある。現在公開中のアニエス・ジャウイの新作 『Parlez-moi de la pluie』では、映画のアシスタント役を好演。ひとたびスクリーンの世界に溶け込めば、「コミック芸人」の顔を観客に完全に忘れさせることができる逸材でもある。
私生活では今年5月にジャーナリストのメリッサ・トュリオと結婚。順風満帆と言いたいところだが、過去の列車事故でジャメルと一緒にいて即死した友人の親が、今も彼に息子の死の責任を迫る。彼は「不運をバネに成功した希代のスター」か、それとも「名声を楯に悪行を握りつぶす偽善者」か?  真相は今も薮の中だ。(瑞)


 

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