ノルマンディーの作家と食 〈6〉 2016-06-10 モーパッサン初の長編小説『女の一生』(1883年)は、約5年の年月をかけて書き上げられた。師匠のフロベールから「これこそ真の小説!これこそ真のアイデアというもの!」と小説の構成を激励されて、意気揚々と執筆を始めたモーパッサン。だが、書きなれた短編小説とは違う長編小説の難しさや神経の病が影響し、完成までには予想以上に時間... ノルマンディーの作家と食 他 0
Sainkho Namtchylak “Like A Bird Or Spirit, Not A Face” 2016-06-09 10年ほど前、「Banlieues Bleues 」フェスティバルでサインホ・ナムチラクを聴いて「一体これは何なんだ!」と度肝を抜かれた。うめき声、鳥のさえずり、舌打ちのリズム、モンゴルのホーミー(喉歌)…が、舞台に不思議な空間を作り、ベースのウィリアム・パーカー、打楽器のハミッド・ドレイクといったニュージャズの担い... 音楽 0
Superbieres|自ら醸造にも携わる店主のいるビール専門店。 2016-06-07 ビールとロックをこよなく愛するニコさんの店。店内には他ではほとんど見かけたことがない、小規模生産の選りすぐりのビールが陳列されている。フランスで醸造されているものが主だが、英国やカナダ、ベルギーやアメリカのものもある。 これぞというおすすめを聞くと出てきたのが、黒ビールcoco nino(4.2€)。黒ビールを飲み... カフェ・バー 0
マダム・キミのシルバーラウンジ:6月1日号 2016-06-07 S 子さん(69)は、昨年12月、ご主人(81)を亡くし、 想像もしなかった未亡人の生活を送っている。ご主人は長崎に生まれ少年時代の思い出を胸に秘めて暮らしてきた。36歳のとき画家である彼はシベリア鉄道で70年に渡仏。S子さんは兵庫県で銀行員だった。28歳のとき、彼が個展のために帰国したときに知人に紹介され、考える間も... シルバーラウンジ 0
科学産業博物館:Exposition BéBés animaux 2016-06-06 背中に卵を背負ってヒキガエル体験。 ブリュッセル、トゥールーズで好評を博し、現在パリで開催中の巡回展「BéBés animaux」。 その名の通り、主役は動物の赤ちゃん。彼らがいかに誕生し、生きることを学んで自立に至るかを、遊びながら観察するエキスポだ。「naissance 誕生」「menaces et pr... こどもとおでかけ 0
仮住まいしている人 2016-06-05 14万1500人 今年初めにピエール神父財団が発表した報告によると、ホームレス、あるいはホテルや宿泊センターに仮住まいしている人は約14万人。2001年から2012年の間に50%増。... 数字でみるフランス 0
Café Ginger|栄養もボリュームも満点!自然そのものの滋味を体で感じよう。 2016-06-05 胃が疲れているとき、暴飲暴食が続いているとき、もしくは気分転換に。大の肉食、魚好きであっても、時に野菜を大量摂取したいと心身ともに感じることがある。そんなデトックス願望を感じたらここに来るといい。バスティーユから数歩の距離の小道に鮮やかな緑色を添えるこのお店は100%ベジタリアン。使用食材のうち95%はBIOで、グル... フランス料理 0
審査員とジャーナリストの感性は不協和音。 2016-06-04 第69回カンヌ映画祭報告 女優賞を獲得したジャクリン・ホセ(左)と、『American Honey』で審査員賞を受賞したアンドレア・アーノルド監督(右)。 「映画は芸術。スポーツではないから競争はいらない」と、コンペティション部門に背を向けるウディ・アレン。そんな彼の最新作『Café Society』(非... イベント 0
Design for peace 2016-06-03 フランスのNPOが、アフリカの難民の自立を支援するため、難民の職人芸とフランスの若手デザイナーの才能を融合させてデザイン性の高いシックな製品を作るプロジェクト「デザイン・フォー・ピース」を展開している。2012年のマリ北部紛争で隣国のブルキナファソに避難した人々は約2万5千人。その多くは遊牧民のトゥア... 社会ラボ 0
INFO: 6月1日号 2016-06-03 6月5日(日)まで Fabrique des Traducteurs 9月から7週間、アルルで行われる日仏翻訳者養成講座への参加者募集中。修士・博士レベルか、文学翻訳家の仕事の経験者で35歳まで。旅費と宿泊は学校負担。奨学金2000€つき。定員はフランス人と日本人各3人ずつ。募集締め切りは6月5日。 www.a... イベント 0