Ovni --| Numéro 759

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Robert Adams “L’endroit où nous vivons”

 アメリカ西部で育ったロバート・アダムス(1937-)は、自然を破壊し、工業化を進めていく西部の変貌を長年撮り続けた。なんの変哲もない片田舎や、開発ブームに乗ってできた新興住宅地の風景。樹齢何百年もの木々の原生林とその破壊。静かな白黒写真の奥に、人間の行為に対する作者の怒りがある。5/18迄(月休)。 Jeu de P...

ベルヴィル街はマグレブ系のレストランだけだった!

 1977年、ベルヴィルに住み始めた。中華街の影も形もなく、交差点のところには巨大な空き地が広がっていた。マグレブ系レストランは多かったが、中華レストランは一軒だけ。出てくるものといったら、エビ料理はケチャップの甘味だけが残り、鶏にも、薄味のどろりとしたソースがかかっていた。当時は、手頃な値段で本格的な中国料理を食べさ...

トム・ディクソンのインテリア

© Thomas Duval    1980年代に、センセーショナルな作品でフランスのインテリア業界に新風を吹き込んだデザイナー、フィリップ・スタルクだが、こんな彼の作品が後世に残るのだろうか?  という疑問が残っていた。ところが、クリニャンクール蚤の市に開店したレストラン〈ma cocotte〉...

生きている街を常に感じる。

イヴォン・シャテニエさんのアルバム。イタリア語でカヴァーしているものもある。 Les Halles界隈(1区)  イヴォンさんは、パリのど真ん中レアール地区に住んで10年。メトロ嫌いな彼にとって、仕事も遊びもすべて徒歩で行けるのが何よりであるという。イヴォンさんが住むのは、自動車侵入のない歩行者天国区域。...
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パパラッチ展

 パパラッチは1960年フェリーニ監督が『甘い生活』の中でうるさいカメラマンたちをパパタッチ(小さい蚊)やラガッツィ(ガキども)と呼んだのが始まり。以来50年間、政治家・有名人・俳優たちを追いかけてきた有名無名のパパラッチの捉えた映像約600点を展示。6月9日迄(火休)。12€/7€。メス市ポン...

Gustave Doré “L’imaginaire au pouvoir”

Souvenir de Loch Lamond, 1875 © French & Company, New York 挿絵画家、画家、彫刻家として、フランスだけでなくイギリス、スペインもまたにかけて活躍したマルチ芸術家、ギュスターヴ・ドレ(1832-83)の一大回顧展。シャルル・ペローの『長靴をはいた猫』や...

Chez Van|欲ばりさんにはたまらない ギョーザに麺に食べ放題!

ベルヴィルそして13区で旧正月ムード真っただ中の2月初旬、美味しい情報を聞いて駆けつけたのは、5区に隣接したサン・マルセル大通りにある手延べ麺のお店。 なんと、焼き餅(豚、牛または野菜)+ギョーザ(焼き、蒸し)+麺類で、昼は10€、夜は11€、おまけにそのいずれもがお替わり自由とくる。食べ放題とはいえ作り置きのビ...

中華風に、カモの胸肉、レモンのソース添え。

さあ、しばらくは気分転換に、フランス料理を離れて異国料理をいくつか取り上げてみたい。異国の独特の調理法や、今まで疎遠だったスパイスや調味料と出会って、自分の「持ち味」を広げていく楽しさを分かち合いましょう。 最初はだいぶ前に書いて大好評だった、カモの胸肉magret de canardを薄く切って唐揚げにし、...
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〈フランスの漆の秘密〉

 18世紀からパリ10区Faubourg St-Denisにあった漆師マルタン工房。高価な日本製漆器類に対抗し、マルタン兄弟は漆塗の弦楽器や馬車、家具で王侯貴族の需要に応えた。約300点を展示。6月8日迄(月休)。9.5€。装飾美術館 : 107 rue de Rivoli 1er...
 

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