Ovni --| Numéro 510

元服役者アンリの場合。

 どこの国にも5年か10年ごとに国民の記憶に極悪非道のイメージを刻む伝説的犯罪者がいるものだ。パトリック・アンリ(49)もその一人だろう。77年に幼児誘拐・殺人犯として死刑になる可能性が高かったのが無期懲役となり、服役25年後の2001年5月に仮釈放された元服役者だ。  76年2月、...

Kedjenou|西アフリカ煮込み料理の決め手は干し魚。

18区のアフリカ街の市場を散歩していたら、おなかが空いてきた。簡単にお昼ごはんを食べられるアフリカ料理のレストランを見つけるのはむずかしいが、さすがに、ここはアフリカ街、そんな気楽な店があるので、便利です。 通りに向けて貼ってあるメニューにはいろいろ品数があったけれど、いささか殺風景な店に入ると(ブリュッセル...

小川紳介と日本のドキュメンタリー 。

 11月23日よりパリ日本文化会館にて日本文化に関するドキュメンタリーが特集上映される。その中で注目したいのは、山形県で生産される干柿の生産過程を、農民の表情とともに描いた『満山紅柿』。三里塚シリーズや『1000年刻みの日時計』の巨匠・故小川紳介監督が残したフィルムをもとに、氏の意志を引き継ぎ、彭小...

Hystéria

 『夢判断』に感動したサルヴァドール・ダリは、1938年、死を迎える直前のフロイトを訪ねている。この事実をヒントに、イギリスの現代劇作家テリー・ジョンソンは舞台劇『Hysteria』を書いた。   ウィーンを脱出してようやくロンドンに腰を落ち着けた老フロイトは、癌に...
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自宅開放ギャラリーの草分け的存在だ。

 毎年春夏、パリでは期間限定でアーティストが自作発表のためアトリエを一般開放するイベントが地区ごとに開かれる。一方、普段から自宅をギャラリーにしているアーティストやキューレーターはまだまだ少数派だ。在仏12年になる桃谷恵里子さんは、そんなパリにおける自宅開放型ギャラリーの草分け的存在である。  「90年代初めロンド...

奇妙な女たち。 Constantin GUYS《Fleurs du Mal》

 コンスタンタン・ギース(1802-92)の生誕200年を記念して、デッサンや水彩画およそ130点の代表作がロマンチック美術館に展示されている。  1863年、ボードレールはギースについて「現代社会の画家」と評する記事をフィガロ誌に寄せ、絶賛した。この評は、現在もギースを理解しようと...
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夏以来、東欧を皮切りに中国、南仏と

 夏以来、東欧を皮切りに中国、南仏と洪水が多くの国々を襲った。フランスだけでも洪水による被害は年々増える一方だ。  地球温暖化が問題視されるようになって議論は続くが、時間が経つばかりでこれといった解決策は見出されていない。今回数々の国に被害者を出した洪水は、手後れになる前になんとかし...

最近はやりのクラブ・レストラン。 La Scene

 バスティーユ界隈のロケット通りとシャロンヌ通りにはさまれた小さな道には、はやりのバーやレストランが集まっている。その中でも、La Sc熟eは、クラブ・ラウンジ・レストランとして音楽も食事も楽しめる評判の場所。  2年前のオープン以来、すでに500以上のグループが演奏をしている。朝2...
 

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