フランスの新型コロナウイルス感染者数は4499人、死者91人(3月14日15時)。フランス公衆衛生局は警戒レベルを2から3にあげるとした。それでも予定通り、市町村議会選挙は実行することを明らかにした。
エドゥワール・フィリップ首相は、19h30からの会見で、フランス国民が社会秩序を考え、責任ある行動をとるよう呼びかけ。カフェ、レストラン、映画館、ディスコなどを全面的に閉め、信仰の場は開いたままだが集会は行わないとした。
商店も状況が改善されるまでは休業とする。食料品店や市場、薬局、ガソリンスタンド、銀行、タバコと新聞雑誌を売る店などは例外的に営業を継続することができる。
交通は運行を続ける。国民は都市間の移動を控え、交通機関側は状況を見つつ対応することとする。家族、友人らと会うことも控え、在宅勤務を優先させる。
医療関係者が子どもを預けられるよう、保育園、幼稚園は月曜日も開く。始めは医療関係者のみだが、段階的に国の運営に必要な仕事に就く人々の子どもにも適用する。