フィリップ首相はきょう、6月2日からのロックダウン第2段階についての会見を行い、学校再開、文化・スポーツ・旅行、飲食店の営業再開などについての日程を示した。
パリ首都圏ほか2県は要注意「オレンジゾーン」
今まで、ロックダウン緩和は県ごとに「赤ゾーン」「緑ゾーン」とウイルス感染リスクを示したフランス地図を目安としてきた。今日の地図では赤ゾーンはなくなり、パリを含むイル・ド・フランス地域圏、マイヨット、ギアナ(仏領)の3区域が要注意の「オレンジゾーン」、他の地域は「緑ゾーン」となった。
カフェ、バー、レストラン
カフェ、バー、レストランなどは、6月2日から規制付きで営業再開が可能になる。
【緑ゾーン】
・1テーブルにつき10人まで。
・テーブルごとに、1メートルの距離を確保。
・従業員は厨房、客室ともマスク着用義務。客も店内移動時は義務。
・カウンターなどで立ったままでの飲食は不可。
【オレンジ・ゾーン】
・6月22日まではテラスのみ営業可能。
この状況での営業は、6月22日まで継続する。6月22日前には、再度、ウイルス感染の度合いなどにより規制解除を審査する。