行きつけの店の得意料理に挑戦してみた。 1998-11-15 肉料理 0 Andouillette a la sauce moutarde 豚の腸に豚や子牛の胃腸を詰め込んでからスープや牛乳で煮込んだアンドゥイエット。トロワ産だと豚の胃腸だけ、カンブレ産だと子牛の胃腸だけ、リヨン産はミックス、という具合に入る物が少しずつ違っているが、どれも同じように [...]
コニャック風味の茸ソース。 1998-11-01 野菜料理 0 Macaroni aux cepes frais 東欧から輸入されていた安めのセープ茸やジロール茸からチェルノブイリ原発事故が原因とみられるセシウムが検出され、スーパーや八百屋の店頭から姿を消した。ではフランスのキノコなら安全なのか? チェルノブイリ放射能汚染気流はフランスを横切 [...]
小サバのタルトは3ツ星レストランの味だ。 1998-10-15 魚料理 0 Tarte aux lisettes ミシュラン・ガイドで今年3ツ星になったばかりというレストランのシェフが、テレビの料理番組で披露してくれた、安くておいしいサバ maquereau を使ったタルトを作ってみよう。ちょっと手間はかかるが、料理自体はむずかしくないし、味見した友人た [...]
ヒメジは肝もおいしい。 1998-10-01 魚料理 0 Rougets-barbets au basilic 夏の間魚屋から姿を消していたヒメジ rouget-barbet が戻ってきた。小ぶりならはらわたも出さずにから揚げにし、レモンを絞りかけて食べる。20年ほど前にアルジェの港に面したレストランで食べて以来、僕はそのから揚げのト [...]
バカンス中におぼえたジャガイモ料理。 1998-09-15 野菜料理 0 TARTIFLETTE 今年の夏もブルターニュの港町に2週間滞在して、獲れたばかりのカニを塩ゆでにしたり、釣ってきた小魚をスープにしたり、満ち潮の大波で浜に打ち上げられたサヨリのように細い魚をたくさん拾って唐揚げにしたり、おいしいものをたくさん食べてきた。子どもたちに評判がよか [...]
朝ごはんにバナナケーキ。 1998-08-01 デザート 0 Pain de bananes ケーキやパンの生地をふくらませるルヴュール levure は、大きく二つに分けられる。一つは levure de boulanger と呼ばれる生イースト。酵母菌が糖類を分解して炭酸ガスとエチルアルコールを発生させ、生地の発酵をうながす。もう一つは [...]
活きのいい小サバをマリネ。 1998-07-15 魚料理 0 LISETTES MARINEES AU VIN BLANC 朝市に出かけたら、目がキラキラと澄んで表面の模様がクッキリ鮮やかな 小サバ(lisettesと呼んだりする)が、なんと2キロで15フラン。こんな値段でブルターニュやノルマンディーの漁師さんは生活ができるのかと、心配にな [...]
ピーマンのファルシ 1998-07-01 野菜料理 0 Poivrons farcis バルカン半島だけでなく、中近東でも大きなピーマンに挽き肉とご飯を詰めた料理が愛されている。八百屋で、赤く大きなピーマンを6個買ってくる。好みで半分を緑のものにしてもいい。 まず詰め物の準備です。コップ3/4杯の米は洗ってから水を切っておく。玉ネギ2 [...]
外見にくじけてはいけないアルティショ。 1998-06-15 野菜料理 0 FONDS D’ARTICHAUT AU JAMBON CRU 初めてアルティショが出てきた時にはどうやって食べたらいいのかわからず、戸惑ったという日本人が多い。丸ごといくつもゆでることができるような大鍋を持っている人が少なくなったせいか、最近アルティショ (アーティ [...]
エイのヒレのサラダ 1998-06-01 魚料理 0 Aile de raie en salade 以前「エイがアンモニア臭いのは活きが悪いしるし」と書いたことがあったが、 先日、魚に詳しい人に「それは間違い」と指摘されてしまった。「エイやサメの類は獲れたての方がかえってアンモニア臭が強い。ただ獲れたてはうまくなく、一日以上経ってア [...]