リエージュ名物の肉だんごは、合い挽きならではのおいしさだ。 2015-10-17 肉料理 0 Boulets à la sauce lapin ブリュッセルに住んでいる友人が、リエージュ名物のブレという肉だんごを作ってくれた。 肉は豚と牛の合い挽きだが、フランスの肉屋では豚肉は挽いてくれない。そこで自分で挽くか、肉屋で「chair à saucisse」を買ってくる。これ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:10月1日号 2015-10-01 シルバーラウンジ 0連載コラム ルイズ・正子さん(87歳)はトゥールーズ在住。06/07年に出版(未知谷社)された自伝2巻『ルイズが正子であった頃』『正子がルイズに戻った後』は、戦前・戦中の日仏家族の長崎、サイゴンでの生き様、軍国時代の混血児と村民の関係、彼女自身、子供6人を抱えての仏生活まで、痛快小気味よい [...]
Greffeuille Aveyron|子羊肉をメインにしたごちそうを自宅で。 2015-10-01 専門店 0 フランスのごちそうのひとつに数えられる子羊肉だが、なかなか自分の料理のレパートリーに加えられない人も多いだろう。大切な人にとっておきの手料理を食べさせたい時のお助けメニューになりそうなのが、この店の主力商品、調理済みの子羊肉だ。しかも、一流シェフ、ミシェル・ブラスが調理に携わり、 [...]
サバイヨンの作り方を覚えて、 黄桃のグラタンを作ってみよう。 2015-10-01 デザート 0 Gratin de pêche jaune 八百屋にまだ黄桃が出ている。時には、夏のものよりうまさが増していたりする。この黄桃をグラタンにしてみよう。黄桃の缶詰でもおいしくできるけれど、パソワールにでもとって水気をよく切っておきたい。生クリームやバター入りのアーモンドのクリームを [...]
オリーヴオイルのこと 2015-10-01 食材 0南仏 オリーヴの樹の栽培は六千年前に中東で始められたとされているけれど、今では世界の90%以上が地中海沿岸で栽培されている。きっとフランスでも栽培がさかんに違いないと思いきや、世界のオリーヴの樹のうち南仏沿岸のものは実はたったの0.5%。フランスで見かけるオリーヴオイルにスペイン産や [...]
料理が一番好き。 2015-09-20 日本人シェフ 0 中山豊光さん(44歳) ご本人に失礼かもしれないけれど、中山さんと話をしながらとても懐かしい気持ちになる。小学校、中学校のクラスにいた、ほら、あの彼だよね、と昔の同級生に出会った感じなのだ。それは「好き嫌いが多く」て「給食が苦手」だから自分で料理をし始めた、という中山さんの言葉が [...]
ポラックの輪切りをオーブンで焼けば、真ダラに負けないうまさ。 2015-09-18 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Lieu jaune aux champignons 今年も夏のバカンスは、ブルターニュのウエサン島で過ごした。滞在中に何度か港の突堤まで釣りに出かけた。狙いはサバだったが、娘が1キロ近いlieu jauneと呼ばれるタラ科の魚(ポラック)を釣り上げ、船待ちの人たちからも拍手され [...]
ホウボウの刺身 2015-09-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous ホウボウ(grondin)は、もちろん日本の魚屋にも時々並ぶけれど、高級魚でなかなか手が出ない。ところがフランスでは地中海や大西洋で水揚げされたホウボウが、魚屋によく置いてあるし、キロ10ユーロ以下と手ごろなのがうれしい。その締まった白身は美味。フランスでは小さめのものはスープに [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:9月1日号 2015-09-08 シルバーラウンジ 0連載コラム M子さん(67歳)は68年世代。70年代、義兄がベルリン自由大学で日本学の客員教授を務めていた関係で大卒後ベルリンへ行き、社会学科大学院生U氏と知り合う。旧東独で通訳したこともあり、東アジア研究所にも勤める。 85年にドイツからフランスに来た動機は? 反ナチス世代のUはドイ [...]
子牛肉のトマト煮は、黒オリーブがアクセント。 2015-09-07 肉料理 0 しばらく前に、子牛肉の中ではあまり高くないアバラ肉を白ワインで煮て、緑のオリーブを加えるレシピを紹介したが、今回は、隣人のリュセットさんが作ってくれたトマト煮。彼女はアルジェリア生まれ、お母さんが得意だった懐かしい料理だという。緑オリーブのかわりに黒オリーブが入っていました。「色 [...]