料理は自分自身。

澤地はるかさん(34歳)
chef01 めぐり逢い。子どもの頃から和食の料理人に、と勉強・修行をしてきた澤地さんが、フランス料理も知っておこうとこちらへ来てから、様々な店で料理人としての実地を踏み、後に自分の店を持つまでの道を開いてくれたのは、東京でアルバイトをしていた店のシェフが紹介してくれたフランス人家庭との出会い、そこで分かち合った体験だった。この家庭での滞在ではなく寮生活を選んでいたら、今の自分はない、と澤地さんは言う。
小さいとはいえ素材とアイデアと相談しながら自分を表現できる店を持って丸2年が経った。良い素材をもっと仕入れて提供するために、そしてこの世界に入った時に無我夢中で働いた自分のような若い人たちを今度は応援してあげる立場になりたいと思うからこそ、店の規模をもう少し大きくできれば、と思っている。「本当に」という言葉を頻繁に使う澤地さんは、自分にとても正直に生きているのだろうと感じる。私の印象に一番残ったのは、料理の世界に入った時には「結婚も出産もしない」と思ったが、今は一児の母として家庭を築き仕事を続けている、その幸運に本当に感謝している、という言葉だった。そして女性が料理界にもっと進出するためには、女性を支援する制度が日本の社会にも必要だと語る彼女に、心の奥で私は声援を送る。(海)

chef02

インタビュー全文は下記から:
続きを読む


6036 – Dining Izakaya

Adresse : 82 rue Jean-Pierre Timbaud 75011 Paris,
TEL : 01.7371.3812
URL : www.resto6036.com
火〜土19h30-22h30、金曜のみ昼も営業12h30-14h。お店が小さいので予約お勧め。