南仏セート|水辺の夏を探しに。〈その1- セットの夏は「ジュット」!〉 2020-07-15 パリから行ける街 0特集記事南仏 詩人ポール・ヴァレリーが《特異な島 île singulière》と呼んだセートは、文字通り、独自の魅力に満ちている。南部は砂浜が続く地中海の海岸で、北部は広大な潟湖トー湖に面する。中心部はベネチアのように、運河が縦横に走る水の町だ。同時に標高183メートルの緑豊かなサン・クレ [...]
墓マイラー・フランス巡礼記 |連載第1回 ゴッホの墓 2020-07-15 パリから行ける街 0 元祖・墓マイラーに聞く フランス名墓10選! 文芸研究家のカジポン・マルコ・残月さんは、世界各地、数千人のお墓参りをしてきた元祖「墓マイラー」。その旅路をつづるブログは、偉人への敬愛の情、道中の出会い、苦労の末に墓と出会う喜びにあふれています。フランスの偉人の墓から、印象に残る [...]
南フランスの 夏やすみ。その5 ジャン・ジオノの家 2020-07-14 パリから行ける街 0特集記事南仏 Le Paraïs, maison de Jean Giono à Manosque 『木を植えた男』で日本でも有名な作家ジャン・ジオノ(1895–1970)はマノスクに生まれた。町の城門をくぐって旧市街に入ると、すぐに彼の生家がある。詩を書き始めたのは7歳のころ。靴職人の父親が [...]
Krügen|シードルの数、40種以上。 ソーセージのガレットはインパクトもたっぷり。 2020-07-11 ヨーロッパ諸国料理 0 シードルの種類が膨大で、ナチュラルワインもいっぱいあって、クラフトビールもあり。よそにないクレープやパンケーキが食べられて、公園と可愛い広場に面した広々としたテラスが素敵。そんなワクワクするようなクレープ屋さんをご紹介。 ハム、卵、エメンタールチーズのGalette comp [...]
南フランスの夏やすみ。〈その4 エリゼ宮御用達オリーブオイル生産者に会いに〉 2020-07-08 パリから行ける街 0特集記事 カドネのオリーブ農家 Moulin de Laval à Cadenet おいしいオリーブオイルを作る農家を見学できるというので、エクスから北へ向かった。車で30分ほど走ると小高い丘の上にカドネ村が見えてくる。村では人々がペタンクに興じる笑い声に迎えられる。リュベロン山塊を中 [...]
ヴィレットで水上シネマ。パリ市は抽選で市民招待。 2020-07-07 舞台・映画 0 コロナ禍で映画館が閉館していた間、車中で映画を見るドライブインの人気が復活しましたが、この夏は「ナヴィゲートイン」、水上シネマが登場! パリ市はパリ・プラージュの開幕を祝って、7月18日の夜、この水上シネマにパリ市民を招待。2人〜6人乗りの38艘の電動ボートの席と、地上に置か [...]
「抽象のひらめき」オットー・フロイントリッヒ回顧展 2020-07-07 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 Otto Freundlich ”La révélation de l’abstraction” 数年前パリ市近代美術館が、購入作品を披露する小さな展覧会を開いた。聞いたことのない名前のドイツ人画家の油彩を見て、強いインパクトを受けた。それがフロイントリッヒ(1878-1943 [...]
メトロで行ける森で、秘密基地を巡る探検。 2020-07-05 こどもとおでかけ 0 Bois de Vincennes 今週の金曜日で学年末を迎えるフランス。新型コロナ流行の影響によりまだ移動に制約が残る状況で、この夏の過ごし方を思案している家族も多いだろう。そんななか、保育園の野外活動で知った、ヴァンセンヌの森に点在するキャバン探検をご紹介しよう。 メトロ [...]
南フランスの夏やすみ。〈その3 アンリ・ファーブルの家に行く〉 2020-07-05 パリから行ける街 0特集記事散策南仏 Harmas Jean-Henri Fabre 「ファーブル昆虫記」で知られる、ジャン=アンリ・ファーブル(1823-1915)。そのファーブル先生が、1915年に92歳で亡くなるまでの36年間を過ごした家が、アヴィニヨンから約30キロのセリニャン・デュ・コンタ(Sérigna [...]
世界初の女性監督はなぜ無名なのか。 2020-07-04 舞台・映画 0 『Be Natural, l’histoire cachée d’Alice Guy-Blaché』 「千本以上の作品を書き、監督し、製作した。だが “彼女”は、貢献した産業から忘れられた」。かつてマーティン・スコセッシが発した言葉だ。その&n [...]