子供たちの想像力に期待して —演劇『銀河鉄道の夜』 2011-03-01 舞台・映画 0 平田オリザさんインタビュー 「フランス人は、演劇を観慣れた厳しい観客。途中でヒールをカンカンさせて帰る人も…。あれが怖い。帰るのがステイタスみたい(笑)」。「現代口語演劇」 の第一人者として知られる平田オリザさん。これまでフランスでは『東京ノート』や『別れの唄』などコ [...]
子供と楽しむフォーラム・デジマージュの映像コレクションルーム。 2011-02-15 舞台・映画 0こども向け フォーラム・デジマージュ 冬休みに突入し子供向けの新作映画が目立つが、今回は趣向を変えておチビさんと旧作を鑑賞するのに穴場の場所を紹介。フォーラム・デジマージュ2階の映像 コレクションルームは、子供用作品にも力を入れている。150本の作品を年齢別にリストアップ。2?4歳までは短編 [...]
10月来、全国でロングラン 2011-02-01 舞台・映画 0 Mystères de Lisbonne 途中休憩付きの4時間半。掟破りの長さながら、昨年10月来、全国でロングランが止まらない。大病を押しながら、撮影中は遺言のつもりで制作に没頭したというチリ出身の巨匠ラウス・ルイス監督による入魂の新作である。 激動の19世紀。神学校の寄宿生ジ [...]
クロティルド・エスム 2011-02-01 舞台・映画 0 Clotilde Hesme (1979〜) ほんの数年ですっかりスターの顔に変わってしまう人がいる。現在、主演作『Angèle et Tony』のポスターが街を彩るクロティルド・エスムもそのひとり。ハスキーボイスとカラカラ笑う無防備な陽気さは、同性にも好感度が高そうにみえる。1 [...]
これはホラー映画だ。”Black Swan” 2011-02-01 舞台・映画 0 Black Swan 名門、ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)が、芸術監督 (ヴァンサン・カッセル)の英断で、とうが立って来たエトワール、ベス(ウィノナ・ライダー)に代わって『白鳥の湖』の主演に抜擢(ばってき)される。挫 折した元バレリーナ [...]
ゲバラの最後の数時間 2011-02-01 舞台・映画 0 Le Crépuscule du Che 1967年10月、ボリビアのアンデス渓谷にある小学校で処刑の時を待つ男が二人。一人はチェ・ゲバラの呼び名で知られる革命家、もう一人はゲバラに独占 インタビューをしにきて捕えられたジャーナリスト。ゲバラの最後の数時間が、アルゼ [...]
宇宙望遠鏡ハッブル 2011-01-14 舞台・映画 0 Hubble 子供が宇宙に興味を持ち始めたら見せてあげたいのが迫力のドキュメンタリー『Hubble』。現在パリ19区のラ・ヴィレット公園内〈La Géode〉で公開中だ。地上600kmの軌道に設置された宇宙望遠鏡ハッブルを修理するため、宇宙飛行士らは船外活動も含む危険なミッション [...]
チベット映画特集 2010-12-15 舞台・映画 0 ●Une semaine en Himalaya オルセーやポンピドゥ・センターなどパリの有名美術館は映画上映にも積極的。さりげなく告知がされ見逃しやすいが、意外な良作に出会える場所だ。今月はケ・ブランリー美術館にも注目を。 「ヒマラヤの一週間」と題されたイベント内でチベット関連 [...]
“Le Plongeon 泳ぐひと” 2010-12-01 舞台・映画 0 バート・ランカスターか初めから終わりまで海パン姿という、1968年製作、フランク・ペリー監督の、不思議な不思議な傑作。そのランカスターの肉体には、『地上より永遠に』(’53)で、デボラ・カーと波打ち際のキスシーンを演じた時の、はっとするような美しさはない。52歳の、 [...]
唯一確かなものは女の存在。”Indigene d’Eurasie” 2010-12-01 舞台・映画 0 フランス西海岸の港に入ってくる船からのショットで始まる『Indigène d’Eurasie ユーラシアの民』は、風景ショットが印象に残る映画だ。パリ、ヴィリニュス(リトアニア)、モスクワ、ポーランドの森、そしてまたパリから冒頭の港町へと& [...]