殺人犯として処刑された詩人 2014-08-03 舞台・映画 0 『Lacenaire』 間もなく自らが処刑されるギロチン台へ「僕の美しいフィアンセ、僕をまもなく抱きしめてくれる、君に最後の思いを託そう、僕は生まれた時から君のものだった...」という言葉を綴ったのは、1836年1月に33歳で生涯を終えたピエール=フランソワ・ラスネールだった [...]
« かぐや » に感情移入して落涙した。 2014-07-07 舞台・映画 0 『Le Conte de la princesse Kaguya』 竹取の翁がいつもの竹やぶで光る竹を発見、中には可愛い赤子が!家に連れ帰って妻と大切に育てると、みるみるうちに、それはそれは美しい娘に成長した……。日本人なら誰でも知ってる『竹取物語』を日本アニメの巨頭、高畑勲が監 [...]
Xavier Dolan (1989-) 2014-07-06 舞台・映画 0 グザヴィエ・ドラン、25 歳。最新作『マミー』は、先のカンヌ映画祭で最高賞パルムドールの最有力候補に。ケベック州モントリオール出身。父は歌手で俳優。本人によると、気性の激しさは父のエジプトの血のせい。だが両親は彼が2歳の時に離婚し、もっぱら母の傍らで育つ。エディプスコンプレックス [...]
「ちょっとしっかりしてよー!」と激励したくなる 2014-07-04 舞台・映画 0 日常のさまざまな会話の中で「Quiproquot キプロコ」、という言葉を耳にする。たとえば「この人だ」と教わった人が実は人違いだったとか、約束の時間に現れない友人に腹を立てるが実は日付けを間違えていたとかなど、思い違い、人違い、という状況を一言でキプロコだったのだ、という風に使 [...]
「マルタの生きる力に感嘆した」 2014-06-03 舞台・映画 0 ●『Les Drôles de Poissons-Chats』のクラウディア・サント=リュス監督インタビュー 急病で入院したクラウディアは、エイズ患者のマルタと病室で隣同士に。4人の子どものシングルマザーでもあるマルタは、退院後もクラウディアを我が子のように気にかけ [...]
フランス社会に万歳したくなった。 2014-06-01 舞台・映画 0 公開後6週間を過ぎている『Qu’est-ce qu’on a fait au bon dieu ? 』をあえて今さらここで取り上げるのは、この映画が4週間で動員670万人を超えてヒット街道をばく進、今や国民映画の様相を帯びてきたからだ。ロワール河沿いのシ [...]
時にはメランコリックな詩の世界 2014-05-28 舞台・映画 0 『Cabaret Georges Brassens』 コメディー・フランセーズの役者たちの歌の上手さは、ブレヒトの「三文オペラ」でも、オッフェンバックの喜歌劇「パリの生活」などで知っていた。そもそも戯曲の台詞、あの抑揚に富み、リズミカルな観衆を魅了する台詞自体がひと [...]
歴史への視線が感じられる映画作品 2014-05-24 舞台・映画 0こども向け 19,99€ MK2 VIDEO 今年は第1次世界大戦開始から100年。フランスでは歴史を振り返る機運が特に高まっている。今回は子どもが楽しめ、かつ歴史への視線が感じられる映画作品を紹介。 ①Les Temps modernes ちょびヒゲに山高帽、ひょこひょこ [...]
Sandrine Kiberlain (1968-) 2014-05-06 舞台・映画 0 ソバカスだらけでやせっぽち。赤毛でなく「金髪のアン」とでも呼びたいサンドリーヌ・キベルランは、今や映画界でおなじみの顔だ。祖父母はポーランド系ユダヤ人、父は会計士だった。12歳の時に林間学校で物真似をした体験が、俳優を志すきっかけに。1994年に『哀しみのスパイ』でセザール新人 [...]