米仏の文化ギャップが笑いのスパイス。 2013-11-05 舞台・映画 0 ●ベッソン新作『Malavita』記者会見。 映画界の暴れん坊将軍ことリュック・ベッソンが、またもや豪快な博打に打って出た。新作『Malavita』は、ハリウッド俳優を迎えながらも、撮影はあくまでフランスという米仏合作映画。フランス公開直前の10月中旬、パリ郊外サンドニにあるベ [...]
【演劇】1920年代の伝説的カップル 2013-10-30 舞台・映画 0 ジャズ・エイジ、狂乱の時代とよばれた1920年代の伝説的カップル、ゼルダとスコット・フィッツジェラルド。スコットはゼルダに小説の主人公たちの幻影を求め、彼女の奔放さと気紛れを愛した。二人と、ニューヨーク、パリ、そして南仏で交流し、彼らが栄光から破たんへの道をたどる様子を観察して [...]
Raphaël Personnaz (1981-) 2013-10-10 舞台・映画 0 「ドロンの再来」と称される甘いマスクで、女性観客を魅了するラファエル・ペルソナ。だが「自分以外のすべてを演じたい」と語る彼は、ドロンよりも熱い役者魂を持つ。今月公開のニコラ・バリー監督『Au bonheur des ogres』では、デパートの苦情担当者に扮して、作家 [...]
戯曲『おばけ列車』 2013-10-02 舞台・映画 0 ヒッチコックが1935年に監督した映画作品『39階段』の舞台化を数年前に観た時に、一つの完成された作品が前例としてある場合、それを再度掘り出して独自の作品とする新しい作家たちの苦労は相当なものだと実感した。 その『39階段』を笑いと共に風通しをよくしつつ舞台化したエリック・メ [...]
本年度パルムドール受賞作。 『アデル、ブルーは熱い色』 2013-10-01 舞台・映画 0 カメラは主人公のアデル(アデル・エグザルコプロス)に密着し、彼女から、そして彼女の視点から離れることはない。ごく普通の高校生の暮らし…学校、家庭、ボーイフレンド…。ある日アデルは街で見かけた青い髪をした女性に惹かれる。恋の始まりだ。アデルはついに彼女、美 [...]
Lettre à Momo 2013-10-01 舞台・映画 0 引退宣言で注目の宮崎駿最新作『風立ちぬ』のフランス公開を待つ間、別の秀作アニメの鑑賞はいかが? デビュー作『人狼JIN-ROH』が高評価の沖浦啓之監督の長編第2作『ももへの手紙』だ。 主人公は小学校6年生のもも。海難事故で父を亡くし、母と瀬戸内海の島へ移り住む。だ [...]
フランスのミュージカルDVD 2013-09-21 舞台・映画 0こども向け Arte Editions 30€。 いろんなジャンルにわたり児童向けのおすすめを3つ取り上げる新連載。第1回はフランスのミュージカルDVDだ。 ①Les Demoiselles de Rochefort 監督ジャック・ドゥミと作曲家ミシェル・ルグランの黄金コ [...]
Ma vie avec Liberace 2013-09-06 舞台・映画 0 世の中には命を削って辛そうに映画を撮る人もいれば、呼吸するくらいの気軽さで快作を連打できる人もいる。スティーブン・ソダーバーグはおそらく後者。どちらが良いということではなく、彼のような映画の才人もいるというだけだ。本作も映画ファンなら必見の快作である。ソダーバーグは嘘か真か、本 [...]
Rentrée théâtrale 2013-2014 2013-09-05 舞台・映画 0 フランスでは夏休み前になるととかくrentréeという言葉を使う。学校のほとんどは6月末で1学年を終え、9月がrentrée(新学年、新学期、活動再開)の時期とされているので、バカンスを前にややこしい話になると人々は気もそぞろに「その話は&agrav [...]
Tahar Rahim (1981〜) 2013-09-05 舞台・映画 0 現在公開中のレベッカ・ズロトヴスキ監督の映画『Grand Central』で、原子力発電所の作業員に扮しているのがマグレブ系俳優タハール・ラヒムだ。はじめてフケ役に挑戦した『Le Passé』のヒットも記憶に新しい。 東部ベルフォール出身のアルジェリア系フランス [...]