Sur les cordes 2007-04-15 舞台・映画 0 ボクシングファンでもない私がこの作品に惹かれたのは、監督マガリ・リシャール=セラノ自身が元ボクサーだったから。監督の自伝部分が多く、20歳の主人公は複雑な家庭環境、家庭よりもボクシングを優先してきた父親に育てられた自分を省みる。 顔をめちゃめちゃに叩かれるにはもったいないほどの [...]
ドキュメンタリー映画は豊か。 想田和弘監督『選挙』他 2007-04-01 舞台・映画 0 事実は小説よりも奇なりというが、最近、世界的にドキュメンタリー映画の人気が高い。下手なフィクション映画より余程面白く、多くのことを我々に問いかけてくれるからだろう。先日ポンピドゥー・センターで開かれていたドキュメンタリー映画祭〈Cinema du Reel〉で上映された『選挙』 [...]
Wa no hibiki 2007-03-15 イベント 0 長年の経験と各種コンクールでの受賞歴をもつ4人の演奏家による、尺八、琴、三絃の演奏会。タイトルの「和の韻」は、人の輪と調和、音色と余韻の深さを表わし、演奏家の気持ちが込められている。むしの音、風や木のざわめきを音楽として、自然への愛着と共存という心情。邦楽の特徴である、自然界の [...]
Les Temoins 2007-03-15 舞台・映画 0 2004年の『Le Temps qui change』以来久々のアンドレ・テシネの新作は、1980年代前半のパリを舞台に、ちょうどこの時期世間を脅かし始めたエイズをとりまく男女を描く。タイトルの「証人たち」とは? 親しい友の死を看取ったこと? それともこの時代に生き残った人間だ [...]
リアリズムはもうたくさん。 »Mon fils a moi « 2007-03-01 舞台・映画 0 マーシァル・フージュロン監督『私の息子 Mon fils a moi』は、昨年のサンセバスチャン映画祭で伏兵的に出現してグランプリと主演女優賞をかっさらった。 フランスでも、特に日本でも理由不明の家庭内暴力による惨劇の報道が後を絶たないが、この作品はそういった事件の裏側=内情 [...]
Mon frere se marie 2007-02-15 舞台・映画 0 幼いころ養子として我が家にやってきた兄貴の婚礼に、ベトナムから実母が参列する。えっ、父母はとっくの昔に離婚し、家庭が崩壊状態にあることを兄貴は実母に伝えていないって!? どうしよう…。 とにかく主人公を含むスイス人家庭は、ちぐはぐでも数日間「楽しい我が家」の再現 [...]
ワイン+マラソン!? 2007-02-15 イベント 0健康 ●メドックマラソンは9月8日開催。参加申し込み期間は毎年1月下旬~2月上旬。 marathondumedoc.com ●パリ国際マラソンは4月15日。parismarathon.com/ ●パリ市のサイトでは、ジョギングコースなどを紹介している。www.paris.fr/ [...]
性善説で万人の胸に迫る。 « La vie des autres « 2007-02-01 舞台・映画 0 ドイツ映画、渋いだろうという気構えで邦題『善き人のためのソナタ』(仏題は『La vie des autres 他人の暮らし』)に挑戦。確かに冒頭は「あ、鉄のカーテン時代の東の話ね。あのころは市民一般誰しもが互いを疑い、盗聴や密告がいつ自分の身にふりかかるかと戦々恐々と暮らしてい [...]
The Host 2006-12-01 舞台・映画 0 韓国でこの夏、歴代興行記録を塗り替えてメガヒットした『The Host』、邦題『グエムル・漢江の怪物』は娯楽超大作。しかしこの作品には「面白かったねー」だけでは終わらない深みがある。ソウルを流れる漢江(ハンガン)の河川敷でノンビリと休日を楽しむ市民を襲う大パニック! 突如出現し [...]