バルトルド・クイケン 2014-04-01 コンサート 0 バロック音楽界でのベルギーミュージシャン、とりわけヴァイオリンのシギスヴァルト、ガンバのヴィーラント、フルートのバルトルドのクイケン三兄弟の活躍ぶりはめざましい。バッハの『音楽の捧げもの』といえば、グスタフ・レオンハルトが指揮したものが名盤だが、そこでのバルトルド・クイケンの演 [...]
Robert Adams “L’endroit où nous vivons” 2014-03-08 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 アメリカ西部で育ったロバート・アダムス(1937-)は、自然を破壊し、工業化を進めていく西部の変貌を長年撮り続けた。なんの変哲もない片田舎や、開発ブームに乗ってできた新興住宅地の風景。樹齢何百年もの木々の原生林とその破壊。静かな白黒写真の奥に、人間の行為に対する作者の怒りがある [...]
Gustave Doré “L’imaginaire au pouvoir” 2014-03-05 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 Souvenir de Loch Lamond, 1875 © French & Company, New York 挿絵画家、画家、彫刻家として、フランスだけでなくイギリス、スペインもまたにかけて活躍したマルチ芸術家、ギュスターヴ・ドレ(1832-83)の [...]
Week-ends 2014-03-05 舞台・映画 0 週末に田舎の別荘で過ごす友人同士の中年カップル2組。ずっとこのままでいられるかと思いきや、片方のカップルはあっけなく破綻。何千年も変わらぬノルマンディーの自然の中、移ろいやすい人の心を、トリュフォー流ナレーションVoix offも交えて定点観測。浮かび上がるのは、人生の皮肉と残 [...]
Mathieu Pernot “La Traversée” 2014-03-04 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 マチュー・ペルノー(1970-)の20年間の作品をシリーズ別に展示。持ち主が亡くなったとき、そのキャラバンを焼くロマの習慣。戦時中のヴィシー政権下でロマ専用の強制収容所に送られた人たちの記録と、その後数十年後の彼らの証言。取り壊しのために爆破されるパリ郊外のビルの爆破の瞬間を撮 [...]
ステレオタイプからの解放。『Free Fall』 2014-03-04 舞台・映画 0 警察(機動隊)の合宿で訓練に励むマルクに、同僚のケイが何かと絡んでくる。不愉快だとばかり突っぱねていたが次第にケイのことが気になり始めるマルク。家に帰れば大きなおなかを抱えた妻のベティナとの暖かな時間が流れる。 やがてケイが同じ部隊に配属され、再びマルクの前に現れる。何故か心 [...]
Identités en mouvement-cinq voix samies contemporaines 2014-03-02 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 © Katarina Pirak Sikku スカンジナビア半島北部とロシアの一部の先住民族サーミに関する5人のアーティストの展覧会。差別を受けた傷跡を描いたサーミ人のアーティストの絵画、サーミ人とその生活環境の写真、短編映画。捨てるものなく、すべてを活用するサーミ人 [...]
Guido Guidi “Veramente” 2014-03-01 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 Rimini nord, Italie, 14.10.1991©Guido Guidi 現代イタリアの代表的写真家グイド・グイディ(1941-)のフランス初の個展。若い頃は、建築家か画家になりたかったという。モネの『ルーアンのカテドラル』シリーズを思わせる、同じ場所の [...]
バッハのヨハネ受難曲 2014-03-01 コンサート 0 バッハのヨハネ受難曲は、彼の巨大なマタイ受難曲に比べると、独唱アリアも少なく、ずっとコンサイスな構成になっているが、その分、レチタティーヴォ(福音史家)と合唱による劇的な展開に息もつけない名作だ。これまでに二度、この曲を録音している鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンがパリ公 [...]
日野皓正プロフィール 2014-03-01 コンサート 0 日野皓正の ダンサブルな アルバム 『Transfusion』 本場のNYでも一目置かれているジャズミュージシャンというと、秋吉照子、渡辺貞夫、それに日野皓正だろう。そのヒノテルがパリ公演というビッグニュース。そこでちょっと、彼の横顔を紹介。1942年東京生まれで、彼の躍りたく [...]