ソヴァージュさん恩赦 2017-01-13 フランスの出来事 0 12/28 オランド大統領は夫殺害の罪で2014年に懲役10年の判決を受けて服役中のジャクリーヌ・ソヴァージュさん(69)の残りの刑期を恩赦に伏すと発表した。ジャクリーヌさんは同日18時半にセーヌ・エ・マルヌ県の刑務所を出所した。ジャクリーヌさんは夫から長年、暴行を受けており、ド [...]
元経済相、有罪でも刑なし 2017-01-13 フランスの出来事 0 12/19 大臣在任中の違法行為を裁く共和国法廷はタピ=クレディ・リヨネ(LCL)問題で、ラガルド元経済相(現国際通貨基金専務理事)を職務怠慢で有罪としつつも、刑罰は免除する判断を下した。元経済相はアディダス売却をめぐるタピ氏と元国営LCLの係争を終結させるため、2008年に民間 [...]
大気汚染による死者数 2017-01-10 数字でみるフランス 0 仏公衆衛生局によれば、大気汚染による死亡者は年4万8千人。昨年、欧州環境局が発表した死亡者数を5千人上回る。工場やディーゼル車など排出ガス中の粒子状物質は、肺の深部に沈着し、呼吸器系疾患や肺がんの原因に。12月初め、フランス全国で大気汚染がピークに達し、首都圏では自動車使用制限な [...]
CD : Lorenzo Gatto / Julien Libeer 2017-01-08 音楽 0 ベルギー生まれの若手、ヴァイオリニストのロレンツォ・ガットとピアニストのジュリアン・リベールによるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集(2番、4番、9番)。 9番の『クロイツェル』を聴いてみよう。有名な第1楽章は遅めのテンポ、緊張感にやや欠けるかもしれないが、その分、音楽がのび [...]
北朝鮮による拉致事件を小説化『エクリプス』 エリック・ファーユさん 2017-01-05 本 0インタビュー 「小説も、記事も、的確な言葉を使った表現が強いられる点では同じ」と言うエリック・ファーユさん。1991年から、一年に一冊のペースで著書を出版する現代フランス文学の旗手は、ロイター通信で速報を書く記者でもある。 10年前「未知の国だから、行ってみた」日本。そこで〈もっと知りたく、行 [...]
オランドさん、それはどうなるの? 2016-12-26 発言から知るフランス 0 「 公務員がいなくなったら、国家がなくなってしまう。国家がなくなってしまっては、フランスがなくなってしまう 」 次期大統領選への出馬断念を表明したオランド大統領は、今月3日、アラブ首長国連邦で、来年開館予定のルーヴル・アブダビ美術館の敷地にて記者会見。共和党のフィヨン大統領選候補 [...]
Fonderie PACCARDの鐘・カリヨン 2016-12-24 MADE IN FRANCE 0連載コラム ノエルには各地の教会が鐘を鳴らしてキリストの誕生を祝う。パリ・ノートルダム大聖堂ではカトリックの祭日など特別な日にしか鳴らされない大鐘(bourdon)がノエルには打ち鳴らされるという。フランス人はあまり教会に行かなくなったとはいえ、鐘の響きには特別な感慨があるのだろう。 9月に [...]
まちかど写真:ノエルとこども 2016-12-21 ストリートスナップ 0 レピュブリック広場 もうじきノエル!外で遊ぶこどもたちに、なんでクリスマスが大好きなのか聞いてみました。 夜、サンタさんが来てくれるから好き。去年は車をくれた。 ケリアン(4歳) ハロウィーンとノエルが1年で一番好き!サンタさんはもう信じない。 マルワ(11歳) きれいなツリーが [...]
仲野麻紀著『旅する音楽』を読もう 2016-12-19 音楽 0 仲野麻紀は長年われらがオヴニーの重要な執筆者であり、言わば私たちの同僚・仲間である。今回の記事はフランスのメディアで言うところの「コピナージュ」であり、仲間うちのことを馴れ合いで褒めているという誹(そし)りを受けるかもしれないが、気にしない。音楽家(サクソフォン奏者)というメイ [...]
今月のチーズ:Maroilles 2016-12-16 チーズを選ぶ 0 この匂いでひるんではいけない。チーズ好きは、期待で目を輝かす。ベルギーに近いノール県の修道院で10世紀くらいから作られていたウオッシュタイプの名品マロワルは、アンリ4世の好物だったという。塩水で磨かれた皮はつやつやしたオレンジ色。むっちりとした身には適度の塩味があり、ゆっくりとか [...]