Albert Renger-Patzsch : Les choses 「物」 2017-12-06 アート 0 アルベルト・レンガー=パッチュ(1897-1966)は、芸術運動「新即物主義」 の代表的写真家だ。表現主義への反動から、実験的なものを排し、物や現実をリアルに、即物的に捉えようとした運動で、2つの大戦間にドイツで生まれた。しかしレンガー=パッチュの写真には、一時期の芸術運動の枠に [...]
シモーヌ・フェルパン「折」の世界。 2017-12-05 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 彫刻のように見えるが、ひたすら木綿の布を折ってピンでとめていったテキスタイルアート。シモーヌ・フェルパンは、2015年にアトリエ・ダール・ド・フランス(仏工芸家組合)のクリエーター賞を受賞した、独学の実力派。 [...]
プチット・サンチュールの線路跡から追い出されたロマの人たち。 2017-12-04 フランスの出来事 0 パリ18区のポルト・ド・クリニャンクールとポルト・デ・ポワソニエの間のプチット・サンチュール跡の掘割に、大勢のロマの人たちが住んでいた。板とブロックやレンガで造ったバラック小屋がおよそ80棟、住民およそ350人の長屋集落。 11月28日の朝7時、裁判所の命令で100人あまりの警 [...]
大学入学振り分け制度、来年度から改革。 2017-12-04 ニュース 0 大学、短期課程(2年)、グランドゼコール準備学級への入学を振り分ける制度(APB)が改変され、新制度「パルクールシュップ Parcoursup」が導入される。 高等教育機関で独自の選考や入学試験を行う専門学校や一部の大学などを除くほとんどの大学に適用される。その法案が22日に閣 [...]
ポンピドゥー・メッス「ジャパノラマ 」1970年以降の日本のアート 2017-12-04 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 アートを通して透けて見える日本社会 2018年7月から2019年2月まで、日仏友好160年を記念し、「ジャポニズム2018」と銘打った日本についての催しが目白押しだ。その前哨戦として、ポンピドゥーセンター・メッスが日本について2つの展覧会を開いている。9月には、戦後の日本 [...]
デビス杯優勝、仏16年ぶり 2017-12-04 フランスの出来事 0 11/26 男子テニスの国別対抗戦デビスカップのワールドグループ決勝戦のフランス対ベルギー戦が、リール市スタッド・ピエール・モロワで24〜26日に行われ、フランスが対戦成績3-2でベルギーを破り16年ぶり10度目の優勝を果たした。24日のシングルス2戦で1-1となった後、25日の [...]
1億3600万食 2017-12-03 数字でみるフランス 0 11月21日、冬期に、低収入の家族に食事を無料で提供する〈Restos du cœur〉がオープン。昨年は全国約2千カ所のセンターで88万人が登録し、1億3600万食が提供された。 [...]
右派、新党結成へ 2017-12-03 フランスの出来事 0 11/26 共和党所属の国会議員や市長19人がフィガロ紙上で新党「Agir(行動する)」を立ち上げる意向を表明した。党の目的は「右派中道の改革派、人道派、欧州推進派、リベラル派の考えを擁護する」こと。この19人は党内中道派で、マクロン政権による諸改革を支持し、すでに「建設派」とい [...]
「écriture inclusive」フランス語の男女平等の書き方に議論。 2017-12-02 フランスの出来事 0 11/21 フィリップ首相は、男女平等に配慮した「écriture inclusive」を閣僚に禁止する通達を出した。男性形と女性形の職業名を点で区切って女性形語尾を付け足した小学生用教科書がメディアで取り上げられたことから議論が沸騰。文法の性数一致で男性形が優先される法則を改め [...]
Concerts du Dimanche Matin12月、日曜朝のコンサート。 2017-12-02 音楽 0 12月3日、10日、17日。 3日は、ピアノのヴァンサン・コックなどからなる、今年で結成30年のトリオ・ワンダラー。シューベルトの第1番とドヴォルザーク第4番『ドゥムキー』を演奏。シューベルトのアンダンテは、シューマンが「生きることの一切の不幸が、魔法にかかったように消えていく」 [...]