イスラム教と表現の自由の一騎討ち。 2006-03-01 ニュース 0 昨年9月30日、デンマークの保守系日刊紙ユランズ・ポステンがイスラム風刺画コンクールの当選作12点を掲載。そのうちの1作が、ムハンマドのターバンを爆弾の形に描いたことで「神への冒涜」「回教徒全員をテロリストとみなしてる」とコペンハーゲンで回教徒たちの抗議の声が上がり、燎原の火の [...]
エピローグをむかえたウトロー事件。 2006-02-15 ニュース 0 5年間、フランスを集団児童性的虐待疑惑の悪夢に巻き込んだウトロー事件(N。579/ N。546)。ビュルゴ予審判事の児童の証言をうのみにした〈犯人つくり〉=>留置=>尋問=>予審=>重罪院=>犯罪確定までの司法コンベヤーに乗せられ無実の罪を着せられ [...]
クレマンソー、終焉の地にたどり着けるか。 2006-02-01 ニュース 0 全長265メートル、総トン数2万6000トン、かつて〈海の要塞〉と呼ばれたフランスの花形航空母艦〈クレマンソー〉通称〈クレムClem〉。1961年に就航、97年に武装解除されるまで36年間、東西冷戦時代はもちろん、95年ボスニア戦争当時、バルカン沖に停泊しているだけで抑止戦略の [...]
過去から引きずり出される仏植民地主義。 2006-01-15 ニュース 0 昨年11月末以来、国内だけでなく元植民地だったアンチーユ諸島の海外県でも激しく批判され削除が叫ばれていた05年2月 23日法第4条とは「海外、北アフリカ(植民地、特にアルジェリア)でフランスは建設的な役割を果たしたことを教科で認めるべき」と仏植民地政策の有益性を認識させるもの。1 [...]
ウトロー事件で司法機能の欠陥が明るみに。 2005-12-15 ニュース 0 12月1日、パリ重罪院での〈ウトロー事件〉の控訴審は、予審以来4年間無実を叫び続けてきた被告6人に無罪の逆転判決を下した。昨年7月の第1審は、児童性的暴行容疑を認めた主犯ティエリ、ミリアム・ドレイ夫婦と隣人夫婦計4人に重罪判決、他の被告13人中、7人に無罪判決を下した。 20 [...]
大都市郊外の青少年らの蜂起。 2005-12-01 ニュース 0 10月27日、パリ北郊外クリシー・ス・ボア市で警官に追われた3人の少年が電力公社EDFの変圧施設に逃げ込み2人(15歳と17歳)が感電死した事故が起爆剤となり、毎晩数百台の車やバス、幼稚園や体育館、警察署など公共施設への放火・破壊行動が繰り広げられ、他の都市郊外にまで広がった。 [...]
鳥インフルエンザに怯えるヨーロッパ人。 2005-11-15 ニュース 0 今年7月、ジャカルタで5人が鳥インフルエンザに感染し3人が死亡した。その後シベリア、カザフスタン、モンゴルでも鶏が大量死。トルコでは七面鳥、ルーマニアではアヒルが急死し、原因は、2003年にアジア12カ国で66人の死者を出したH5N1型鳥インフルエンザと10月13日に確認された [...]
SNCMの長期ストライキが終結。 2005-11-01 ニュース 0 9月20日から24日間続いたコルス・地中海海運公社(SNCM)の民営化反対ストは10月13日、「ストを中止し破産を避ける」か「破産してもスト続行」かの選択でスト参加者の87%が前者に投票。ストで封鎖されていたマルセイユ自由港のピケも解けたが、ドヴィルパン首相にとって初の公務員組 [...]
サルコジ内務相草案のテロ対策法案。 2005-10-15 ニュース 0 7月に起きたロンドンでの連続爆弾テロ事件後、警戒体制に入っていたパリでオルリー空港や地下鉄、国土監視局DSTに対し爆破テロを企てていた容疑者グループ9人が9月26日、パリ郊外エヴルー市とトラップ市で検挙された。彼らはアルジェリア系サラフィスト集団GSPCと関係を持ち、その首謀者 [...]
旅客機の墜落事故をどう防ぐか。 2005-10-01 ニュース 0 この8月以来、旅客機の墜落事故が続いた。6日チュニジアのTuninter航空の中型チャーター機がパレルモ沖で墜落(16人死亡)、14日キプロスのエリオス航空キプロス・チェコ便がアテネ北部で墜落(121人死亡)、16日コロンビアのウエスト・カリビアン航空パナマ・マルチニーク便がベ [...]