署名運動で、SNCFが同伴ペット乗車を一律料金に。 2022-07-12 抵抗する人 0 フランス国鉄(SNCF)のペット料金は、ペットの重量によって違う。6kg未満の犬や猫は7€だが、それ以上の犬は座席料金の半額で、しかも飼い主の座席の下に座らせなければならない。それができない大型犬は通路に座らせる他なく、通行の妨げになる上、人間の半額を払ったのに見合ったサービス [...]
大資本 vs 村人。映画「Cyril contre Goliath(シリル対ゴリアテ)」 2020-06-07 抵抗する人 0 羊飼いのダビデが巨人ゴリアテと戦った旧約聖書の話から、弱小者と巨大な力を持つ者の対決を「ダビデ対ゴリアテ」という。ダビデを作家のシリル・モンタナに、ゴリアテをファッション・デザイナーのピエール・カルダンに例えた新作ドキュメンタリー(トマ・ボルノ監督)が「eシネマ」で公開中だ。 [...]
ドゴール空港ターミナル増設に60の自治体首長がノン! 2020-02-05 抵抗する人 0 国が株の半分強を所有するパリ空港公団(ADPグループ)は、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港に第4ターミナルを作ることを計画している。ADPは2037年には旅客数が1億700万人〜1億 2千6百万人に達し、受け入れ態勢が不十分になると予測する。集客力を高めているドバイなど外国の空港 [...]
「ヨーロッパシティ」計画が中止に。 2019-12-11 抵抗する人 0連載コラム 市民団体が長年反対してきた「ヨーロッパシティ」計画 (本紙855号)は、11月7日、ついにマクロン大統領が中止を発表した。シャルル・ドゴール空港とパリの間にある750ヘクタールの「ゴネスの三角地帯」中の80ヘクタールの農地をつぶしてショッピングセンターや娯楽施設を作る計画だった。 [...]
警察暴力の裁きを求めるルゲさん。 2019-08-07 抵抗する人 0連載コラム 2019年3月23日。ニースで黄色いベストのデモに参加していたNGO「アタック」の活動家ジュヌヴィエーヴ・ルゲさん(73)は警官から突き飛ばされ道に倒れ、肋骨が折れ、頭蓋骨にヒビが入る重傷を負った。 3月25日、ニースの検事は「警官はルゲさんに触れていない」と述べたが、数日後に警 [...]
環境汚染企業と政府の結びつきを告発 2019-04-06 抵抗する人 0連載コラム 4月19日、パリのラ・デファンスの大企業3社と環境省の建物の入口が占拠された。占拠を主催したのはグリーンピース、地球の友、非暴力活動COP21(ANV – COP21)の環境3団体で、2030人が参加した。理由は「気候変動への緊急対策を訴えてデモや署名運動をしてきたが、政府は聞 [...]
”Sortons Macron” 大統領の肖像写真を外す人たち。 2019-04-03 抵抗する人 0連載コラム 3月21日、NGOの「非暴力活動 COP21(ANV – COP21)」の活動家10人が警察から尋問を受け、そのうち数人が逮捕され、家宅捜索を受けた。理由は市庁舎にある大統領の公式写真を取り外したから。その様子をビデオに撮った人も尋問された。 政府の気候変動への無策を [...]
国の建物を市が没収、市民を住まわせる モントルイユ市長の試み。 2018-12-11 抵抗する人 0連載コラム パリ郊外のモントルイユ市バラ通りにある国の建物「バラのフォワイエ(移民用宿舎)」の住人はほとんどがマリ人の男性。老朽化し、住める状態でないことは前から指摘されていた。あまりのひどさに、パトリス・べサック市長は、9月26日、2015年から空き家になっていた別の国有の建物を没収し、 [...]
ヒナゲシを取り戻す! 2018-10-11 抵抗する人 0連載コラム ファブリス・ニコリノさんは筋金入りのエコロジストでジャーナリスト。シャルリー・エブドの記者で、同紙襲撃事件で負傷し、今も後遺症が残っている。志を同じくする人たちと化学農薬全廃を要求するアソシエーション「ヒナゲシを取り戻すNous voulons des coquelicots」 [...]
法律無視の巨大流通店に立ち向かう。 2018-09-11 抵抗する人 0連載コラム マルチーヌ・ドネットさんの長年の夢は、南仏で毛糸の店を開くことだった。マルセイユに近いヴィトロール市でカルフールが運営するショッピングセンターに店を開いたが、センター側が拡張のため壊すとわかっていた場所を貸していたことが、後でわかった。その問題に加え、毛糸店のフランチャイズ契約 [...]