POKKOWA ・PA公演「丘の上」 2000-04-15 イベント・文化情報 0 ののむら・さやとジャンクロード・ポミエのマイム劇団「ぽっこわ・ぱ」がパリで「丘の上」を上演中。「この作品は、世の中から落ちこぼれ、役に立たない愚か者 (とされてしまった) 人達に捧げる賛歌である。子供時代のあちこちですれちがった、あるいは垣間見た、我らの愚か者たち。彼らの純粋さ、 [...]
罵倒も快感に。 LES QUATRE JUMELLES 2000-04-01 イベント・文化情報 0 アラスカで裕福な暮らしを送る双子の姉妹のマリアとレイラの家に、やはり双子の姉妹ジョゼフィーヌとフージェールが盗みに入る。マリアとレイラが苦労して盗んだ宝石、金塊や麻薬をめぐって、二組の双子の血で血を洗う闘いが始まる 『4人の双子』と名づけられたこの芝居は、アルゼンチン生まれのコ [...]
コンサート情報 2000-03-15 イベント・文化情報 0 ●シベリウス、シュニトケパーヴォ・ヤルヴィがフランス国立放送フィルを指揮して、得意にしているシベリウスの交響曲第5 番、さらに、名ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルを迎えてシュニトケのヴァイオリンと室内管弦楽のための協奏曲を演奏する。31日/20h 50F~240F*Theat [...]
フランス語版弥次さん喜多さん。 En route vers le Tokaido! 2000-03-01 イベント・文化情報 0 十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が舞台化され、5区のユシェット劇場にかかっている。星の数ほどあるパリの劇場の中でも最小の部類に入るこの劇場の舞台で、弥次さんと喜多さんがどんな珍道中を繰り広げるかに、私はとても興味があった。 一騒動の後、命からがら江戸を抜け出したと思えば、次の宿屋 [...]
コンサート情報 2000-02-15 イベント・文化情報 0 ●ジャン=ルイ・ミュラ 「出身地オーヴェルニュ地方の自然や伝統を主題に、けだるいボーカルだが浮遊感と色彩感覚に溢れた美しいサウンドを聞かせてくれる」と、昨年の11月に (南) が推薦したトリアノン劇場でのジャン=ルイ・ミュラの公演は満員で、聴けなかった人も多い。そこで、 来月初め [...]
肩のこらないヴォードヴィル劇。 L’Habit vert 2000-02-01 イベント・文化情報 0 15世紀、酒盛りの席で歌われる風刺唄として生まれたヴォードヴィルvaudevilleは、17世紀には唄とバレエが混ざった劇に形を変え、19世紀半ばには軽い通俗劇として定着し人気を呼んだ。ヴォードヴィルを有名にしたウージェーヌ・ラビッシュ、ジョルジュ・フェードーほど名は知られてい [...]
コンサート情報 2000-01-15 イベント・文化情報 0 ●リモージュ・バロック・アンサンブルシャトレ劇場の”Les midis musicaux”は12h45開演で、45分間にわたって期待の新人やすでに著名な音楽家の演奏に接することができる。お昼休みをうまくやりくりして出かけたい。1月後半のプログラムでは、素晴 [...]
コンサート情報 1999-12-15 イベント・文化情報 0 ●ブラジル・バロック美術500年展 15世紀以来ポルトガル人の植民政策とカトリック教が原住民の間に広めたバロック美術の回顧展。笑みをふくんだ聖母やキリスト、聖人たちの色鮮やかな木彫やテラコッタ像、ロココ風の飾りや銀食器類、版画等350点。 2/6迄 Petit Palais (月 [...]
浮き出る ドストエフスキーの世界 L’idiot, derniere nuit 1999-12-01 イベント・文化情報 0 《脚本》−この芝居で描かれるのは『白痴』の全てではなく、二人の男の会話を通して現れる「美しい」ナスターシアの存在である。一人は彼女を知っており、彼女の写真を持っている。もう一人は彼女を知らないが、写真の彼女の美しさに捕われている。後者は「自分は精神病だから結婚したくてもできない」 [...]
コンサート情報 1999-11-15 イベント・文化情報 0 ●アンヌ・ガスティネル フランスで若手のチェロ奏者の活躍が目立っている。最近出たジャン=ギアン・ケラスが演奏したブリテンのチェロ組曲のCDも緊張感溢れるみごとな出来だったが、このアンヌ・ガスティネルにも注目したい。今回は、ブロッホの無伴奏チェロ組曲と、マンフレッド弦楽四重奏団と共 [...]