時間に追われる生活の中で 2003-06-15 読者からの手紙 0 時間に追われる生活の中で日本の友人たちの便宜を計るべく、Eメールアドレスを作った。自宅にパソコンがないせいもあって、なかなか慣れない。仏人の夫に至っては一度使ったきりで、こりごりだという。手元にパソコンがあっても、緊急の連絡以外は、Eメールは苦手という人がまわりには案外多い。推敲 [...]
わたしは「パリのサーカス」というテーマで 2003-06-01 読者からの手紙 0 わたしは「パリのサーカス」というテーマで写真を撮るため、いろいろなサーカスを観てまわっています。 最近、ブローニュのジャルダン・ダクリマタシオンでフェニックス・サーカス団による『ピエロの国』という公演を観ました。 このサーカスには動物は出てきません。ライブ音楽の流れにのって、パリ [...]
ふだんは挨拶しかしない、隣のマダム 2003-05-01 読者からの手紙 0 ふだんは挨拶しかしない、隣のマダムから先日、電話がありました。私のフランス語が下手なことは分かっているはずですが、何の用事と思ったら、「主人が家にいるはずだけど、電話に出ないから家へ行ってドアベルを鳴らしてください。そして私の職場に電話するように言ってちょうだい。緊急の用事なの」 [...]
現地校に通う私の娘の名前 2003-04-15 読者からの手紙 0 現地校に通う私の娘の名前は「り」で始まる。当然、正式には R で綴らなければならない。しかし、そうすると発音は日本名とかなり違ってしまう。それを嫌がる娘は正式な書類には R、友人の間では L、と使い分けている。 先日、娘のパスポートを書き換えるとき、無理と分かりながらも、L を使 [...]
フランス料理界で指折りのシェフ 2003-04-01 読者からの手紙 0 ちょっと前の話になるが、フランス料理界で指折りのシェフであったベルナール・ロワゾー氏が自ら命を絶った。理由は、とある有名グルメガイドでポイントを落とされたということであったが、これを聞いたとき、まるで侍が自分の罪滅ぼしのために切腹するような話を聞いているようだった。 修行時代から [...]
家に閉じこもりがちな日々が 2003-03-15 読者からの手紙 0 仕事がら、家に閉じこもりがちな日々が続くことがある。そんなとき、身なりも気分もだらしなくなりがちだ。そこで朝は、服装を整え、近くのカフェへ外出することにしている。しかしどのカフェでも良いわけではない。一日を新鮮にスタートさせるにはそれなりの条件がある。家の周りのカフェを点検してみ [...]
在仏3年の私にとって 2003-03-01 読者からの手紙 0 在仏3年の私にとって、日本食品店や中華、韓国食品店は欠かせない場所の一つです。そんな中でお気に入りはオペラ近辺の韓国食品店です。客層はほとんどが韓国人なんですが、ここでしか買えそうにない韓国の食品なんかがあり、「新発見!」といろんなものを買って試しています。 最近のこと、私はいつ [...]
ロンドンで日本人の金髪の女の子 2003-02-15 読者からの手紙 0 「なに、あれ、ブロンドなんて、へんなのー」。私はロンドンで日本人の金髪の女の子とすれちがった後おかしくて笑ったが、日本から遊びに来た妹は「あんなのもう当たり前なんだよ、遅れているのはお姉ちゃんなの!」と言った。もう5年くらい前の話である。 そして今年のお正月、久しぶりに日本に里帰 [...]
パリの街角で私と同年代の日本人 2003-02-01 読者からの手紙 0 パリの街角で私と同年代の日本人の女の子をよく見かけます。彼女たちにひとつ忠告。ガイドブックや地図を見ながら歩くのはやめて! おのぼりさん風でカッコ悪いし、それより、泥棒やスリに狙われやすくて危ない。 パリに来たからには目当てのブティックをいろいろ回りたい気持ちはよく解ります。それ [...]
いつもの通勤ルートで地下鉄に 2002-12-15 読者からの手紙 0 いつもの通勤ルートで地下鉄に向かっていた。途中、HLMの前を通るのだが、その傍にあるベンチに何やら花束や火が灯る蝋燭がたくさん置いてある。その横には写真つきで “Adieu a notre ami John”というメッセージがある。その写真をみて私ははっと [...]