3000万€
ヴルト労働相と億万長者リリアーヌ・ベタンクール夫人の結びつきが政治問題になっている折りも折り、2008年3月、「bouclier fiscal」が適用されて、ベタンクール夫人に国から3千万ユーロが返済されていたことが、ニュースサイトのMediapart によって明らかにされた。
64%
7月1日から2日にかけて、リベラシオン紙が行った世論調査によると、フランス人の64%が「政治の指導者たちはどちらかというと腐敗している」と答えている。また60%は「エリック・ヴルト氏は大臣職と与党UMPの会計責任者を兼ねるべきではない」とする。こうした政治家への不信感は極右の進出につながるとし、グザヴィエ・ベルトランUMP書記長は、社会党のヴルト労働相攻撃は「ファシスト的なやり方」だと抗議。また同じ世論調査でフランス人の75%が「国、特に大臣たちは経費節減に努力すべき」と答えている。
5.3€→5.1€
地下鉄もガスも値上がりする現在、何が値下がり? ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社は、ロスマンとラッキー・ストライクを従来の5.3€から5.1€に値下げすると発表。この値下げは「国民の健康に対する侮辱」とし、バシュロ厚生相は「こうしたタバコ会社の値下げに対する新しい税を考慮したい」と語った。なおタバコの値段の80.3%は税。