携帯電話の普及によって無用の長物になりつつある街中の公衆電話をよみがえらせるための新型公衆電話がパリ市内に出現した。
オランジュとJCDecauxがパリ市の認可を得て、インターネットが使える公衆電話を4月半ばから半年間の予定で試験的に設置。タッチパネル方式のディスプレイの脇に受話器がついており、10分間無料でインターネットを利用できるほか、電話(IP電話)は従来の公衆電話と同じ料金で使える。
出先でメールをチェックしたり、最寄りのメトロやヴェリブの空車状況、映画館・レストランなどを検索するのに便利そう。パリ市は利用者の意見を反映して改善したいということなので、どんどん使って、感想を市に伝えてみては?(し)
シャンゼリゼ大通り(48、136番地)、イタリー広場、サンミシェル大通り(20)、オスマン大通り(40)、リヴォリ通り(1)、エッフェル塔など12カ所。