今年2月2日、ローヌ県にある未成年者向けの監護施設で、16歳の少年がシーツで首吊り自殺を遂げた。CNDSという刑務所内の人権問題を扱う委員会が、11月末にダチ法相に提出した調査結果によると、この自殺には、監護施設管理者側に「重大な手抜かり」があったという。同委員会は、盗難で2カ月間拘留の少年は極度のうつ病で危険な状態にある、と指導員および監護施設職員が、何度も施設管理者側に訴えていたが無視されていた。同少年が、昨年12月27日に自殺未遂を図った際には入院させるべきだったのに、監護施設での拘留を続けた、と指摘する。「こうしたいくつもの重大な手抜かりは、少年の苦しみを無視し、悲劇的な結果を引き起こすことになった」
「刑務所行政は後退している。服役者数が収容人員をはるかに超えているという一触即発状態に直面して、刑務所内の安全にだけ力を入れているが、本来なら、こういう状態を引き起こしている現政府の政策を考え直すように働きかけるべきなのだ」
刑法問題専門のマルチーヌ・エルゾーグ=エヴァンス大学講師。
8000万€
マリリン・モンローも含め、ハリウッドの女優たちも憧れる高級宝飾ブランド「ハリー・ウィンストン」のパリ店舗に、12月4日強盗が押し入り、店内に保管されていた宝石類のほとんどすべてを奪って逃走。被害額はフランス史上最多の8000万ユーロ(約96億円)に。
75%
「今の生活は夢見ていたとおりですか?」とパリジャン紙が最近行った世論調査によると、23%が「そっくり夢見たとおり」、52%が「ほとんど夢見たとおり」と答え、合わせて75%!