●コルシア、ヘミング共演
パリ公演を重ねているピアニスト、フジコ・ヘミングが、今回はフランスのバイオリニストで、1984年のロン・ティボー国際音楽コンクールでグランプリに輝いているローラン・コルシアと共演。曲目はフランクの名曲中の名曲、イ短調のバイオリンソナタ。他に、ヘミングはお得意のリストの『ラ・カンパネラ』、コルシアはイザイの無伴奏バイオリンソナタ他を演奏する。
20日/20h30。15€~45€。
Salle Gaveau : 45 rue la Boétie 8e
01.4953.0507 M。Miromesnil
●アレクサンドラ・グリマル
グリマルのサックスは、こんな小柄な体からとビックリするほどの大きな充実したサウンド。アントワーヌ・ラヨンのハモンドオルガンと小気味よくスイングしていく。そう、ブルーノート60年代の音が大好きな人におすすめ。(真)
30日/21h。18€/20€。
Sunset : 60 rue des Lombards 1er
01.4026.4660 M。Châtelet
★★★ Ayumi
フランス在住のシャンソン歌手、石原歩がジャック・ブレル没後30周年を記念して、彼の不朽の名作『行かないで』のほか、『ジュ・テーム』、『ジョレスは殺された』などといった、一般的に知られていない作品に初めて挑戦する。今回の公演では、バルバラやブラッサンス、トレネ、そして彼女が尊敬するアラン・ルプレストらのレパートリーも取り上げ、今まで以上に内容の濃いコンサート。バック担当のピアニスト、ジャン=ルイ・ベイドンは、ルプレストだけでなく、ブレルの作品をみごとにこなす名ピアニストとしても知られ、また繊細な美しい音色が定評のクラシック畑出身アコーデオニスト、ミシェル・グラスコの友情出演も予定されていて、大いに楽しめそう。(南)
22日/20h30。15€。10€。
Théâtre de Nesle:
8 rue de Nesle 6e 01.4634.6104