忠実心 重ねて生まれた アクセサリー N° 622 2007-12-01 アクセサリーデザイナーという職業について知りたくて、8年前からサンジェルマンにブティックを構えるナディーヌさん(43歳)に聞いてみた。 趣味でやっていたロマンチックでフェミニンな雰囲気のアクセサリー作りを本業にしようと、16年前に決意した。作品を売り込みに、いろいろなショップを回って取引先を見つけていった。その後、大手デパートとの取引を機に、少しずつ軌道に乗ってきたという。なぜこの場所にブティックを?「まず〈プリンセス〉という通りの名前が気に入ったの! それにここは初めて取引先になってくれたブティックがあった場所、私のスタート地点なの」。デザインはナディーヌさん自身が担当、製品はマイエンヌ県のアトリエで、オーダーメイドはこのショップ内のアトリエで彼女が作っている。 「前は全部自分で作っていて、とても大変だったわ…私のデザインは小さなものが多いけど、立ち上げ当時は大きなアクセサリーがはやっていてなかなか売れなかった。でも流行に流されることだけはしたくなかった」。ずばりこの職業で必要なこととは?「辛抱強さ! あと自分のスタイルに忠実でいることね…最近の女性はみんな黒やグレーの服を着ていてユニフォームみたい。でもアクセサリーできちんと差をつけていることに感心する」 サンジェルマンという立地にも関わらず、多くの人につけてほしい、とピアスが12ユーロからとお手ごろだ。「いつか金属や宝石を使ったものに挑戦したい」(穂) Nadine Delépine : 14 rue Princesse 6e 01.4051.8110 11h-19h。日休。 Share on : Recommandé:おすすめ記事 マスク着用必須サイン/パリ、ボルドー、トロワなど 包んで、結んで、風呂敷ドレス。/ジュイ布美術館 Les Grands Voisins / パリ14区 サパンの捨てかた。 ただいま、ノエルの飾りつけ中! また、スカーフ論争。 Gare du Nord 〜 Place de la Nation