この欄を担当してきたノラがバカロレアに合格した。
発表の時、どんな気分だった?
「ストレスでドキドキ。貼り出された結果が信じられなくて、付いてきてくれたボーイフレンドに見直してもらったら、彼が『合格・優(平均20点満点で16点以上)だよ!』と言ったので、とってもとっても幸せだったわ」
友だちはどうだった?
「追試を受けなくてはいけない友人が何人かいて、発表の時はあんまり話したくなかったけれど、追試に合格した時は心から祝ってあげたよ!」
クラスメートや先生と別れるのは辛い?
「仲のよい友だちとは、これからだって時々会ったりパーティーに呼び合ったりすると思うし、気に入っている先生には、高校まで会いに来ることだって電話で近況を伝えることだってできるから平気だよ」
パリに引っ越しして、お兄さんやボーフレンドと住むんでしょ?
「昨年の夏に両親が別れたり、母が病気になったりして大変だったけれど、おかげで精神的に成長して、自立してやっていく自信もついてきたように思うんだ」
来年はどうするの?
「パリにあるバルザック高校のグランゼコール進学予備課程に入ることになっている。時間をかけて、これから必要になる文学とか哲学とかを勉強したいと思っているの」
オヴニーに書いてきたことは役に立った?
「編集部からの要望にどう応えようかとか、締め切りまでに仕上げなくてはいけないとか、スケールは小さくてもジャーナリストの仕事の一端を見たようで、とってもいい勉強になったと思う」(インタビュー:リリ)
ノラ(文科系 3年生、17歳)