市立劇場では、1月9日、コンチェルト・ケルンの演奏で、ヘンデルの合奏協奏曲作品6の第6番やテレマンのフルート協奏曲。なお、1月30日の、ファビオ・ビオンディのヴァイオリンと指揮、ウロッパ・ガランテ演奏によるヴィヴァルディの「調和の霊感」は超満員になりそうなので、早めに予約を。いずれも17時。95F。 *Theatre de la Ville : 2 place du Chatelet 4e 01.4274.2277 シャンゼリゼ劇場の日曜の朝の室内楽では、1月17日、クリスティアン・ツァハリアスとマリ=ルイーズ・ヒンリッヒのピアノでソレール、D・スカルラッティのソナタやラヴェルのスペイン狂詩曲を聴くことができる。 *Theatre des Champs-Elysees : 15 av. Montaigne 8e 01.4952.5050 11時開演。チケットは当日売りのみで10時から発売。120F / 25歳未満は60F。 「消えておくれ、残酷な愛の思い出よ」で始まるヴィヴァルディの哀歌では感情が劇的にほとばしり、「死なせておくれ、誰が私を慰めてくれる?」というモンテヴェルディの哀歌では、あきらめに近い悲しさがにじみ出る。そしてパーセルの「孤独よ」のはかなさ。A.S.V.Oは、その表現力の豊かさで今並ぶものがない。 |