アルノー・クラルスフェルド Arno Klarsfeld モーリス・パポン裁判の原告側弁護士 N° 413 1998-04-01 ナチスのユダヤ人虐殺に協力したとして “人類に対する罪” に問われているモーリス・パポンの裁判の判決が3月27日に下る。従来の司法官のイメージからは遠い長髪、皮のジャンパー姿で裁判所に通うこの若き弁護士は、やはり弁護士で「強制移送されたユダヤ人の息子と娘たち」という協会の会長で、やはりこの裁判の原告側弁護士の一人であるセルジュ・クラルスフェルドの息子。数カ月前には「裁判長は強制移送されたユダヤ人と親戚関係にあるので適切ではない」とマスコミを前に発言して、他の原告側弁護士から強く批判された。最終論告でも「モーリス・パポンは、すべてを手にしていながら最悪のことをやりとげることを選んだ一人の男、パポンでしかなかったのです。モーリス・パポンに対して、いちばん重い刑を求めるのは公正でない」と発言し再び話題になった。 ” Demander la peine la plus forte contre Maurice Papon ne serait pas équitable” Share on : Recommandé:おすすめ記事 フランスにもいたオモシロ候補。 冬空や青い目玉で五七五! 「人間的な、あまりに人間的な」 ブリュッセルからシャンソンの新風が。 初の依頼人はドンキホーテ? 念願のウィンブルドンで優勝。