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ソシエテ・ジェネラル銀行(SG)に49億ユーロの損害を負わせたとされるケルヴィエル事件で、捜査はSGに牛耳られていたというパリ検察副検察官の録音された発言を仏紙が報じた。経済警察官が本人の知らないうちに録音したもので、副検察官は21日にこの発言を否定。ケルヴィエルさんは金融取引でSGに49億ユーロの損害を負わせたとして、2014年の破棄院で禁固3年と49億ユーロの損害賠償支払いの有罪判決が確定。しかし、今回の副検察官の発言を理由に破棄院再審委員会に再審を申請した。また、SGにも責任があるとして損害賠償の無効を求める訴えも起こしており、公判はヴェルサイユ控訴院で1月末に始まる予定。