6/17
38の病院を統括するパリ公立病院連合(AP-HP)の職員はここ1カ月で4度目のストライキを行った。スト参加率は前回11日の21.5%に対して今回は12.47%。このストは、マルタン・イルシュAP-HP会長が人件費節約のために週労働35時間制を見直すと表明したことに抗議するもの。会長は1日の就労時間を現在の7時間50分から7時間30分に減らす代わりに、週35時間をオーバーする分の代休日を年3~5日分減らすことを提案。医師を除く看護師、介護士ら計7万5千人の職員の組合はこれに強く反発している。AP-HPは赤字経営で、年2千万~2千5百万ユーロの経費削減を計画している。