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ネット新聞メディアパールは、ロシアのハッカーグループがプーチン大統領側近と国民戦線党(FN)の間の資金援助に関するやり取りを暴露したと報じた。この報道は同グループのウェブサイトに3月末に掲載された。ロシア大統領府のメディア担当者とプーチン大統領の親仏派側近が2011~14年にやり取りしたSMSから判明した。その内容は、FN幹部が2014年3月に行われたクリミアのロシア編入についての住民投票のオブザーバーとして来ればFNに資金援助をするというもの。実際、ルペンFN党首は党員をクリミアに派遣し、4月と9月にロシアの金融機関から各200万ユーロと900万ユーロの融資を受けた。