7千5百万€
民衆運動連合(UMP)の財政は、党内調査によると累積赤字が7千5百万ユーロに達し危機状態。5月末にビグマリオン疑惑で総裁職を辞任したジャン=フランソワ・コペの責任が問われている。たとえば2012年には、妻ナディア・コペの飛行機代に2万5千ユーロを支払っている。「公式訪問で必要経費」とコペ派の党員は苦しい弁護。また、最近テレビで右寄りの論戦を張って注目されているサルコジ派のジョフロワ・ディディエ(写真)は、単にコペ前総裁の協力者という名目で、8千5百ユーロの月収を得ていた。ニース市長でUMPを代表する一人、クリスチャン・エストロジ国民議会議員は、「この数字が正しいなら、極めて厳しい状況。UMPはもう死んだと言っていい」とパリジャン紙のインタビューで答えている。