ナンテール商事裁判所は4月15日、アルジェリアの複合企業セヴィタル社による家電ファゴールブラント買収再建案を承認した。この案を支持する政府からの4750万ユーロを含め、セヴィタル社、金融機関から合計2億ユーロが注入される。再建案では、オルレアン、ヴァンドームの2工場が維持され、ヴァンデ県の工場は地元企業に譲渡。これで1800の雇用のうち1420が維持される。ファゴールブラントの全工場は支払い不能のため3月半ばから操業を停止していた。一方、ゴロワーズやジタンヌなどのタバコを製造するセイタ社の仏最大の工場(ロワール・アトランティック県)が今後2年かけて段階的に閉鎖されることが15日に明らかになった。366の雇用が削減される。