1月1日、今年3月の市議会議員選挙で、パリの民衆運動連合(UMP)の筆頭候補ナタリー・コシュスコ=モリゼ氏と中道のジャン=ルイ・ボルロー党首(独立民主連盟UDI)、マリエル・ドサルネ氏(Modem)が20区を除く全区における共同リストに合意した。それによると、17の区でUMPが筆頭候補、2つの区でUDIが筆頭候補になる。ところが、中道との提携交渉の過程で、パリのUMP公式候補者リストとは別のリストを立ち上げる人が続出し、12月にはミシェル・デュモン元7区区長ら16人が一時除名処分を受けた。
8日には、パリ市議会UMPグループのティエリー・クデール副会長がイダルゴ社会党候補支持を表明するなど、パリのUMPは揺れている。